MACOとマット・キャブはYouTube発カバー曲の大手
リスナーとのコミュニケーションにおいてもはや音楽家に欠かせないツールのYouTube。
日夜プロアマさまざまな音楽家が工夫を凝らした動画を投稿しています。
なかでも有名曲のカバー(あるいは「歌ってみた」)は定番です。
リスナーは知っている曲ありきで聴くことになるのでコアな音楽ファンでなくとも入りやすいのでしょう。
何の気なしにYouTubeで好きな曲を聴いていたらとんでもない美声の持ち主に出会った!
なんて経験はないでしょうか?
MACOとマット・キャブはそんな発見の連続からブレイクしたシンガーの筆頭です。
MACO
マイリー・サイラスやアリアナ・グランデといった人気海外アーティストのカバーソングといえばMACO。
彼女の特徴は日本語の歌詞をつけて歌うこと。
日本人女性の内気な部分が歌にあらわれ、原曲の気の強さとは違った雰囲気になるのがとても興味深いです。
テイラー・スウィフトの『We Are Never Ever Getting Back Together』で注目され2014年メジャーデビュー。
マット・キャブ
マット・キャブはサンフランシスコ出身、日本在住のシンガーソングライター。
HYの『AM 11:00』や福山雅治の『家族になろうよ』など、邦楽ヒット曲の英語カバーで人気を獲得。
2018年7月現在で総再生回数2000万回を超える大手となっています。
彼の魅力はなんといっても、どんなジャンルの曲でも歌い上げてしまうハイトーンボイスでしょう。
2013年のメジャーデビューアルバム『ONGAKU』でもその透き通った声を堪能できます。
メロディアスなバラードに美しい歌声が心地よくてずっと聴いていられます。
マット・キャブはm-floのフィーチャリングアーティストとしても抜擢された経歴の持ち主。
2012年にリリースされた5枚目のアルバム『Square One』以来、連続で彼らのアルバム制作に参加しています。
また、2015年リリースのCrystal kay feat.室奈美恵『REVOLUTION』はマット・キャブによるもの。
歌手活動に加え楽曲提供なども行っており、幅広い分野で活躍しているアーティストです。