HoneyWorks「聞こえますか feat. 春輝<幼少期>(CV:こいぬ)」の歌詞＆MVを解説♪

この曲は春輝が兄へ向けて思っている、独白のような歌詞です。

あえてタイトルに幼少期と書き、声も幼少期の声優を使ったのは、春輝の兄を想う気持ちがまだ当時のまま変わっていないから。

または、そこから一歩も動くことができていないからだと解釈できます。

兄の時間は止まってしまったけれど、自分の時間だけは今日もどんどん進んでいく。

目を閉じればすぐに思い出すことのできる、大切なあなたの姿。

あなたのおかげで夢ができて、今は友達も、好きな人だってできた。

報告したいけど、あなたに会うことはできないから、こうして心のなかで紹介することしかできない。

会いたいと思っても、会うことはもうできない。

その事実に切なくなりながらも、最後には見ていてねと書かれています。

寂しくて仕方がないけれど、愛するあなたからもらった夢を叶えて、好きなあの人と結ばれたら、そうしたらいつかちゃんと報告するからね。

だからそれまで見守っていてください、と夢の中で報告しているのです。

明るくて元気なイメージがある春輝の、核となる部分に触れた切ない歌詞ですね。

「聞こえますか feat. 春輝<幼少期>(CV:こいぬ)」は、春輝の幼少期にスポットを当てた曲です。

春輝というキャラの裏側と心の奥を描いたもので、兄との思い出や咲との関係も見えますよね。

兄を大切な人ではなく、愛する人と書いているところに、切なさと兄に対する想いを感じます。

MVを見てから聴くと、さらに切ない世界観を知ることができるので、ぜひMVと合わせて聴いてみてくださいね。