THE BAWDIES「HAPPY RAYS」
２年ぶりのリリース
THE BAWDIESメジャー12枚目のシングルである「HAPPY RAYS」。
2018年12月12日にリリースされる本作。
前作の「THE EDGE」から、およそ2年ぶりのシングル発売となります。
そんな「HAPPY RAYS」は、幸せな光という意味。
タイトルのイメージ通り、ミドルテンポで、柔らかい曲調の楽曲です。
また、バンド史上初めてストリングスをフィーチャーしています。
そして、バンドにとって、2018年は結成から15年。メジャーデビュー10年目。
アニバーサリーイヤーとなるタイミングでのシングルリリース。
販売形態にも気合が入っています。
「HAPPY RAYS」詳細情報
2019年の1月17日に日本武道館公演を行うTHE BAWDIES。
本作には、“日本武道館公演記念パッケージ”が用意されています。
こちらには、「HAPPY”わっしょい”法被」が付属。
店舗特典は、「HAPPY”わっしょい”ステッカー」、「ポストカード」。
多くのグッズを用意していることからも意気込みを感じます。
CDとアナログ盤それぞれに収録されている「THINK」。
本楽曲は、”クイーン・オブ・ソウル”ことアレサ・フランクリンのカバー。
彼ららしいアレンジが施されたカバーは必聴です。
販売形態からも感じるエンタテインメント性。
「HAPPY RAYS」の魅力をMVから紐解いていきます。
「HAPPY RAYS」MV
MVのストーリー
MVの舞台となるのは、結婚式。
人生で最も幸せを感じる瞬間の1つをテーマにしています。
このテーマも「HAPPY RAYS」というタイトルにふさわしいです。
本楽曲を解説していくにあたって、MVのストーリーから見ていきます。
始めの場面は、ウエディングベルが鳴り響き映し出される教会。
次に、笑顔を浮かべるカップル。
誓いのキスをしようとすると場面が変化。
寝ていた男性が、目覚ましを見て飛び起きる様子。
寝坊してしまったことが予想できます。
急いで準備をする新郎。
部屋のテレビには、THE BAWDIESが映し出されています。
焦って準備をする様子を見守っているように思える演出です。
そして、式場で演奏するメンバー。
本作品の大きな特徴でもあるストリングスが印象的です。
結婚式に間に合わない！？
MVでは、結婚式について描かれていますが、一筋縄ではいきません。
というのも、幸せな結婚式を迎える新郎新婦の内容ではないからです。
前述した通り、新郎は結婚式当日に寝坊する場面から始まります。
時間に間に合いそうもなく焦り、結婚式場を目指す。
本作の中心となるストーリーです。
式場には、既に新郎の到着を待っている新婦の姿。
新郎は急いで家を出ますが、道中は苦難の連続。
ドリンクを掛けられたり、シニアカーに轢かれたり…。
無事に式場に到着できるのかと不安になる場面が続きます。
物語のエンディング
苦難の果てに待ち受けていたものは…
式場へと向かう最中にトラブルに巻き込まれる新郎。
その間に何度も過去に戻ります。
戻る過去は、家を出る前の朝や寝坊する前日の夜。
家を出る前の朝に戻って、これから起きる出来事を回避します。
予測してかわすところから、タイムスリップしているのでしょうか。
しかし、1つをかわしても次の困難が待ち受けています。
そこで前日の夜に場面が転換。
前日の夜は、独身最後のパーティーの真っ最中。
THE BAWDIESメンバーも参加しており、泥酔している様子。
メンバー出演の演出に思わず、笑ってしまいます。
パーティーの途中で抜け出し、完璧に辿り着くことに成功。
新婦を準備万端で待ち受け、笑顔が溢れます。
しかし、物語はこれで終わりではありません。
実は、ここまでの物語は全てが夢。
結局、新郎は道中の災難も全て受け、式にも遅刻してしまいます。
式に遅刻する大失態
