対照的な恋愛観

タイトルにある「裏表」という言葉。

これはこの楽曲で描かれている2人の男女の感情を表現していました。

言葉の意味通り、まさに背中合わせの状態だったのです。

男性はきっと、その場限りの快楽を求めて女性に近づいたのでしょう。

本能の塊です。そこには自分の欲望を満たしたいという気持ちしかありません。

対して主人公の女性は、互いに愛し合って恋人同士になりたかったはずです。

だからこそ時折流されつつも、心のどこかでは理性的であろうとする様子があったのです。

男性の愛が見せかけであることにも、心のどこかで気がついていたのでしょう。

愛以外に夢中になれることを探そうとしていたのはそのためです。

とても冷静で、きちんと状況を見ていました。

愛のありか

残念ながら最終的には、女性側が本能に負けてしまいましたね。

女性はそこにある愛が、中身などないことに気がついていました。

本当の愛を求めていたはずなのに、最後は見せかけの愛へ飛び込んでしまったのです。

この楽曲では結局、2人の間に愛がないことだけが明らかになりました。

では彼女が求めた本当の愛は、一体どこにあったのでしょう。

ここからは推測ですが、愛とはきっと互いが互いを想いあった瞬間そこに生まれるものではないでしょうか。

それは今回描かれた男性のように一部だけでなく、相手のすべてを好きになるということ。

背中合わせではなく2人がきちんと向き合うことができれば、そこで愛が見つかるのでしょう。

最後に

wowaka(ヒトリエ)【裏表ラバーズ】歌詞の意味を解釈!愛はどこで見つかる?等身大の本音を紐解くの画像

今回はそんな、愛という大切なことを教えてくれる【裏表ラバーズ】をご紹介しました。

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