「オメカシ」とは

恋を勝ち取るために

オメカシしなくちゃ無理じゃん ほら
オメカシしちゃえば有利じゃん やった!
オメカシしなくちゃ無理じゃん ほら
オメカシしちゃえば
オメカシ・フィーバーしたいな

出典: オメカシ・フィーバー/作詞:児玉雨子 作曲:加藤肇

「オメカシ」という言葉には、先ほどの英語詞に表されていた二つの意味がそのままあてはまります。

自分を綺麗に飾ることと、大声で叫ぶことです。

自分の魅力を最大限に生かし、その上でしっかりと伝えたい感情を声にして主張する。

どちらか一方でも欠けてしまえば、憧れのあの人との恋を勝ち取ることは難しくなってしまいます。

逆を言えば、それをしっかりと自分のものにすることで他の人たちに差を付けることができるのです。

「オメカシ」は幸せな未来を掴み取るために欠かせないもの。

主人公にとってとても大切なものなのです。

本当の願い

タイトルの「オメカシ・フィーバー」というフレーズは歌詞の中にも頻繁に登場します。

その言葉が表すのは主人公の求める理想の姿です。

主人公が欲しがっているもの。今よりももっと楽しい、心満たされる「何か」です。

それは具体的な物でも、地位や名誉でもない、形のないもの。

どれだけ流行の最先端を堪能して、刺激的な毎日を送っても手に入れられるものではないのです。

どうすれば、主人公は求めているものを手にできるのでしょうか。

その答えは、「彼女が自分自身を好きになれた時」です。

一切の妥協なく、自分自身に100パーセントの自信がもてる。

その姿は主人公が求める理想の姿でもあります。

そんな自分になれて初めて、主人公は自分自身を認められる。心から自分を好きと思えるのでしょう。

自分に自信を持って、堂々としていられる。それだけで、見える世界はきらきらと輝くものです。

お洒落で格好いい、素敵な女性になった彼女の周りには、彼女を慕って多くの人が集まってきます。

そんな、自信に溢れきらきらとした輝きに満ちた日々

それが主人公の求める「オメカシ・フィーバー」なのです。

魔法の力

主人公はお洒落が大好きなごく普通の少女ですが、理想の自分に近づくための努力を決っして怠りません。

一生懸命輝こうとするけれど、肝心なところで失敗をしてしまう。

そんな姿についつい共感してしまい、応援したいという気持ちにさせます。

主人公は「オメカシ」が持つ力を強く信じていました。

実際、自分を綺麗に飾ることは大きな効果を発揮します。

朝にメイクが上手くいくと、その日一日の調子が良くなる。そんな気分になることはないでしょうか。

メイク一つで、人の心は大きく変化するのです。

自分の弱みを補って、強みを伸ばす。メイクとはそういうものです。

綺麗な自分を作り上げることで自信が生まれ、いつもよりも強気な姿勢でいられる。

メイクの持つ力はそんな魔法のような力です。

主人公にとって「オメカシ」はまさに、理想の姿に近づいて自分を好きになる為の魔法なのでしょう。

いつか努力を重ねた彼女が、夢に見た理想の日々を送れる未来が来ると良いですね。

エビ中の楽曲を紹介!

私立恵比寿中学【オメカシ・フィーバー】歌詞の意味解説!何を欲しがってる?オメカシする理由を読み解く!の画像

OTOKAKE内にはエビ中楽曲を紹介する記事がまだまだあります。

2019年12月18日にニューアルバム「playlist」を発表した私立恵比寿中学。メンバーが作詞をした「HISTORY」をはじめ、収録曲にはポルカドットスティングレイ、マカロニえんぴつ、iriなど若手バンドを起用し、新たな試みがみえます。今回は「playlist」収録曲「ジャンプ」の歌詞の意味を紐解きます。

オメカシ・フィーバーが収録されているアルバム「playlist」から「ジャンプ」をご紹介しています。

石崎ひゅ〜いが手掛けた、パワフルさが力をくれる一曲です。

人気絶頂のスタダ勢の中でも圧倒的音楽性を誇るのがエビ中こと私立恵比寿中学です。今回は川谷絵音制作の『トレンディガール』に注目してみました。新しい門出に向け皆で引っ越しの準備に勤しむエビ中の面々。果たして荷造りは無事に終わるのでしょうか...。

こちらはゲスの極み乙女。としても有名な川谷絵音によるプロデュース楽曲です。

エビ中主演ドラマの続編と噂されるMVにもご注目ください。

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