猟奇的なキスを私にして - ゲスの極み乙女。 -を徹底解剖！歌詞情報＆動画視聴あり♪

「ゲスの極み乙女。」の「猟奇的なキスを私にして」は、2014年7月にテレビ東京で放映された「アラサーちゃん 無修正」のオープニングテーマ曲として書き下ろされました。

この曲の作詞作曲を担当したのは、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音。

「ゲスの極み乙女。」でギターとボーカルを担当する彼は、実はこの「猟奇的なキスを私にして」だけでなく、「ゲスの極み乙女。」が発表する曲の全てを作詞作曲しています。

「アラサーちゃん 無修正」には原作があり、元AV女優で漫画家の峰なゆかが描いた漫画を元にドラマ化されました。

過去のインタビューでテーマ曲を作詞作曲した川谷絵音は、この曲のオファーを受けた時実際に原作の漫画を読んで、漫画のテーマである女性のゲスな部分を女性目線で書いたと語っています。

川谷絵音が原作漫画を読んで、そのストーリーを元に作詞作曲したという「アラサーちゃん 無修正」。いったいどんなストーリーなのでしょうか？

「アラサーちゃん 無修正」に登場するキャラクターは、アラサーちゃん、ゆるふわちゃん、文系くん、オラオラくんなどテンプレート化されたもの。 

どのキャラも恋愛から見た視点で作ったキャラだから、シンプルでわかりやすいことが特徴です。 

ドラマでは、アラサーの彼らがそれぞれ自分の価値観や立場で、恋愛模様を繰り広げていくストーリーが描かれます。

このドラマの最大の特徴は、アラサー女性の恋愛観やエッチな感情について、隠すことなく赤裸々に描かれているところ。 

このため、主人公であるアラサーちゃんにセックスフレンドがいたり、階段を昇るときに女性がスカートの中を隠す女性の本音など、通常のドラマでは見られない恋愛事情を垣間見ることができます。 

女性から見るとあるあるとうなずく話でも、男性から見ると想像もできない内容だったりして、ストーリーを見るたびに新たな発見があるのではないでしょうか。 

ドラマ化するにあたっては映像化することが難しいとまで言われていましたが、放映できるギリギリのラインに挑戦したとドラマプロデューザーも語っています。

「猟奇的なキスを私にして」の曲を聞くと、「ゲスの極み乙女。」の曲は男性と女性のボーカルが歌っていると感じる方もいるかもしれません。しかし実は、そうではありません。 

歌詞を作詞した川谷絵音は、高音の女性域の声と低音の男性域の声の両方を出せるアーティスト。 

この曲の女性目線の歌詞も男性目線の歌詞も、すべて彼が歌っているのです。

この歌詞の部分は、アラサーちゃんのような結婚しておらず、彼氏もいない女性が、男性と恋愛したいと本気になる気持ちを表現したもの。

もう20代のように若くなく、ある程度恋愛経験を積んだ女性ですが、狂おしいまでに男性からのキスや抱擁を求めている様子が伝わってきます。

この歌詞はサビ部分として、曲の中で何度も登場している部分です。

恋人同士がどこかで待ち合わせをしていたのでしょうか？

彼は３階の部屋のベッドで、そして彼女は階段の下で待っていました。

そして彼はいつもの置き手紙を発見します。それは彼女からのメッセージでした。

あなたは罪な男なのだから利息分払ってよねという手紙の内容からは、彼女が彼のことを怒っていて、自分が被害者だと感じていることが伝わってきます。

二人はどうやらすれ違っているようですね。