優里【ピーターパン】

優里【ピーターパン】歌詞を解釈!大人には成せない逆転劇とは?馬鹿にされても掴みとりたいほどの夢とはの画像

優里さんの【ピーターパン】は2020年8月9日に配信限定でリリースされた楽曲です。

ディップ株式会社のCMソングとして起用されました。

ピーターパンはネバーランドに住んでいる12歳の少年です。

大人になりたくない子供として有名でしょう。

そのイメージから「永遠の子供」「現実逃避」がネバーランドから連想されます。

歌詞の概要

ピーターパンは“大人にならない子供”として有名です。

歳だけ重ねても中身が変わらず子供みたいな人のことを「ピーターパン症候群」と総称されます。

一見ピーターパンと聞くと、「大人へ反発してる」と思ってしまう方もいるかもしれません。

しかし優里さんの歌う【ピーターパン】は決して否定的な意味合いのものではないのです。

大人になると経験や知識から現実を見て、どうしても物事に限界を決めがちになってしまいます。

目標を持つことも少なくなり、夢を語ることなんてほとんど無くなってしまうでしょう。

【ピーターパン】はそんな大人たちに向け「夢を持つことに年齢は関係ない」ということを強く歌った楽曲です。

「歌を歌って生きていく」と強い決意を持った優里さんに背中を押してもらえるような歌詞になっています。

聴くと何かを始めてみようかという気持ちになれるかもしれません。

MVの見どころ

MVの中で踊る方の衣装がピーターパンの物語の中で出てくるジョンの着ているお洋服に似ています。

この踊っている方は子供にも見えるし大人にも見える、男性にも見えるし女性にも見えます。

枠にはまらない雰囲気がかっこいい映像にみえ惹き付けられるでしょう。

強い意志を持って

いつまで子供のままでいる?そんな言葉がふりかかる
黙って見てればいいんだ笑ってそういってやれ

出典: ピーターパン/作詞:優里 作曲:優里

最初の一文を他人から言われたと想像してみましょう。

何か否定的で、見下されているような意味合いに取れてしまいます。

この歌詞に出てくる主人公は大きな夢を持っているのでしょう。

大人になると夢を語ることはだんだん無くなっていきます。

「やってもどうせ無理」「上には上がいる」など頭で先に考え諦めてしまうのです。

一番気になるのは周りの目でしょう。

夢に向かって頑張る姿を「現実を見ろ」とか「いい歳して」と否定的に捉える人もいます。

大人になると他人の目を気にするようになってしまうので踏み出せない人も多くいるのです。

しかし、そんな否定的な大人たちに対して2行目ではっきり反発しています。

言い返せるくらい夢に対して強い気持ちを持っているのでしょう。

「人の目を気にして諦めるな」という強い励ましのメッセージを読み取ることが出来ます。

なんとでも言わせてやれ

後悔をしたくない

人生にはないんだtake2
平凡でくだらない退屈
なんてごめんだ 現実的な
言葉になんかにゃ耳をふさげ

出典: ピーターパン/作詞:優里 作曲:優里

人生は一度きりで失敗をしてもやり直しがききません。

過ぎてしまった時間は戻らないからこそ1日1日を大切に過ごしていきたいと思うもの。

だからこそ、“こうなりたい”と強く決めたことは絶対に成し遂げたいのです。

自分の心に従わずに誰かに言われて辞めてしまえば、必ず後悔をする日が来るでしょう。

平凡で何の刺激もない日々をダラダラ送りながら「あの時…」と後悔をするのはごめんです。

否定的な言葉を投げてくる人には耳を貸す必要はありません。

いつまでも夢を見よう

ネバーランドに閉じこもって いつまでだって夢を語るんだ
笑う奴には 唾を吐け

出典: ピーターパン/作詞:優里 作曲:優里

“ネバーランド=大人になりたくない子供の集まり”というイメージを持つ人が多いでしょう。

ですが、ただ大人になりたくないというのとは訳が違います。

ここでいう大人は、“夢を持つことに否定的な大人”のことです。

「どうせ無理だ」とばかり言って何もせず代わり映えのない毎日を過ごすだけの大人にはなりたくない。

いくつになっても夢を持って自分の可能性を広げていきたいと思っています。

人の夢を笑うような大人にだけはなりたくないという反骨精神が感じられる歌詞になっています。