【Just a Friend/Mrs. GREEN APPLE】歌詞を解説！「ただの友達」って切ない

男女混合ロックバンドのMrs. GREEN APPLE。

親しみやすいメロディと歌詞が学生生活を彷彿させます。

学校に必ずいる男女の仲良しグループという感じです。

ほとんどの作詞・作曲はギター・ヴォーカルの大森元貴が手掛けています。

男性が作る曲ですが、性別を乗り越え、男性女性どちらの心にも響くのが特徴です。

楽曲も、身近で誰もが感じた事があるような気持が表現されていて、まさに青りんごのような爽やかさ。

本当にMrs. GREEN APPLEというバンド名がぴったりなグループなのです。

ご紹介する、「Just a Friend」は訳すと「ただの友達」という意味です。

好きな人とはただの友達という関係。

本当は恋人になりたいのになりきれない。

友達は楽ちんで居心地が良いけど、物足りなさもある。

そんな切ない気持ちは誰もが感じた事があるのではないでしょうか。

ただの友達。と言い切ってしまっている事が、少し諦めの気持ちがあるような気がします。

もし、少しでも可能性があったりいい感じだったらそんな言い方はしないはず。

友達以上に進めない決定的な何かがあるのではないでしょうか？

どうやら好きな人には、他に好きな男性がいるようです。

そしてその恋愛の相談などでしょうか？好きな男性の話を彼の前でしているようです。

きっとこの女の子、主人公の男の子の気持ちには全く気が付いていないのでしょう。

さらに、友達以上のなんの感情もないようです。

そしてその事実を、主人公の男の子は気が付いているのです。

その女の子の笑顔はとっても可愛くて、笑うたびにときめいてしまいます。

しかし、好きだからこそわかるのでしょう。

その笑顔が、恋愛感情を全く持っていない事を。

目の前で会話をして、恋愛の話まで打ち明けて、きっと傍目からは仲の良い2人。

しかし、男性は遠く離れた心の距離を感じるばかりです。

悶々とした日々を送る男性はある日夢を見ました。

夢の中では、好きな女の子と恋人同士になっているのです。

薄々と「これは夢…。」と気が付いているのではないでしょうか。

今日だけは恋人同士という事を理解しています。

ようやく限られた時間の中で恋人同士になれた２人。

やっぱり一緒にいると楽しくて、可愛くて、改めて大好きだと感じています。

そして、友達としても仲良しだった2人は、恋人同士になっても相性はぴったり。

今日だけじゃなくて、明日も、明後日もこの関係が続けばいいのに。

そう思わずにはいられません。