安室奈美恵「Don't wanna cry」とは

Don't wanna cry
安室奈美恵
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販売価格 ¥1,000(2017年9月21日14時4分時点の価格)
売上げランキング: 155455

「Don't wanna cry」は、1996年3月13日に発売した、安室奈美恵の5枚目シングルです。

発売当時、オリコン週間チャート第1位を記録し、累計売上枚数は155万枚を達成しました。

「Don't wanna cry」は安室奈美恵19歳の時の曲で、史上最年少で、第38回日本レコード大賞を受賞しました。

作曲は小室哲哉で、作詞は小室哲哉/前田たかひろの両者が手掛けています。「Don't wanna cry」は、小室哲哉と安室奈美恵が歌いたい曲について打ち合わせした結果、作られたものでした。

安室奈美恵「Don't wanna cry」の歌詞の意味を紐解いてみた♪

それでは、早速「Don't wanna cry」の歌詞の意味を紐解いていきましょう。

諦めるばかりの日々にさよならを

今日が終わるたび
胸をなで下ろすなんてやめよう
あきらめること許したら
HELLO だって言えなくなるから

どこへでもつづく道がある
いつの日かI'll be there…

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57689

1日が終わる度に、「今日も無事に終わった」と胸をなでおろすのではく、諦めずに頑張ろう。そうすれば、何処へでも続く道ができる、未来に繋がっていくよ。

そんな意味がこの歌詞から読み取れます。

安全圏ばかりを求めて日々を過ごすより、一日が終わった時に、「今日もよく頑張ったね」と自分を認めてあげられるような生き方をしようと言っているようです。

止まらずに進もう

I've gotta find a way,so let me go
急いだってしょうがないけど
Because baby I don't wanna cry
止まってるヒマはない
I've gotta find a way,so let me go
行くんだってば もう
Because baby I don't wanna cry

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57689

ここの歌詞を、分かりやすいように和訳解釈してみると

・I've gotta find a way,so let me go(私は行くべき道を見つけないといけない、だから行かせてね

・Because baby I don't wanna cry(だって、後で泣きたくなんかないから) となります。

自分のするべきこと、そして夢に向かう道がある。何もせずに後で後悔して泣くことがないよう、自分はその道を止まることなく進んで行きたい。そんな意味が、歌詞から伝わってきます。

安室奈美恵「Don't wanna cry」の歌詞の意味を読み解く!動画ありの画像

未来への一歩を踏み出すために

Lalala…祈るだけじゃもう届かない
いつの日か I'll be there…

I've gotta find a way,so let me go
Because baby I don'twanna cr
I've gotta find a way,so let me go
Because baby I don't wanna cry

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57689

祈るだけでは届かないから、いつの日かそこ(未来の夢)へ行くために、今一歩を踏み出そう。

私はその望む場所に行くための方法を見つけなければいけない。だから、行かせてね。

今行かないと後で泣くことになると思うから。そんなのは嫌なの。

ここでは先の歌詞と同じように、そんな意味が繰り返し歌われています。

I've gotta find a way,so let me go

Because baby I don't wanna cry

この2つは、歌詞の中で数えると何と全18回も歌われています。

つまりこの曲にとって、特別に大事な一節と言えるのでしょう。

「Don't wanna cry」作曲:前田たかひろ氏の言葉

「Don't wanna cry」作曲の前田たかひろ氏は、作曲した後にこんなコメントをしています

『みんなこうしよう!って歌が苦手なので、ただ「僕はこうしてる」って歌いたいのです。それに賛同を求めているわけではない。だからこの曲はメッセージなんかじゃないので、ただ皆に聴いてほしい。だから僕の思ったことと同じものを理解してくれっていう歌じゃない。ただ聴いて、口ずさんで好きなように解釈してくれたらいい。それで何かを感じてくれたら、それで充分。』

この言葉から、「曲は聴く人により解釈が違うので、それぞれの解釈に委ねる」と言うことがよく分かりました。

「Don't wanna cry」の歌詞に耳を澄ませ、各自感じることを楽しめば良いのだなと思います。