今回はMVも注目の内容となっているんですよ。
監督はEXILE、Cocco、Superflyなどの作品も手掛けた井上哲央氏。
映像には街を駆け抜ける金井と、バンドが生み出した迫りくる「音の波動」が描かれているとのこと。
普段は見られない金井の鬼気迫る表情に注目です!
荒げた息と疲れた表情がもう随分と走って来たことを伺わせる冒頭部分。
フードを被って顔を隠していることが、何かから逃げていることを感じさせます。
サビで見せる挑発の表情
サビ部分では何かが襲い掛かり、金井が転ぶ描写が見られます。
これが井上氏の言う「音の波動」というものでしょうか。
迫りくるそれに振り返り「来いよ」と言わんばかりに手招きする金井。
この部分から、逃げているというよりは競争しているようなイメージを受けます。
金井のアクロバティックな動きに注目
一番の見どころはなんといっても後半部分。
フェンスや茂みを宙返りでアクロバティックに乗り越えていく金井の姿が見られます。
思わず「そんなこと出来ちゃうの!?」と言ってしまいそうになりますね。
金井はミュージシャンでありながら、実はスポーツマン。
フルマラソンを完走した経験などもあり、普段からスポーツには馴染みがあるようです。
ミュージシャンにもある種アスリートのようなストイックな側面があります。
似ている部分も意外と多いのかもしれませんね。
歌詞の内容を先取り!
この曲は配信限定でリリースはされているものの、文章としての歌詞はまだ公開されていません。
筆者の耳コピにはなりますが、その内容をここで先取りしてしまいましょう!
大人になればわかること
大人になればわかる
何がわかるの?ねぇ教えて
ヒエラルキーにはアレルギー
ランボルギーニで連れ去ってもう
出典: Step-out Shepherd/作詞:金井政人 作曲:BIGMAMA
韻を踏んだような歌詞が印象的なAメロ。
大人になればわかると言われるのは、社会におけるヒエラルキーでしょうか。
「そんなものもううんざり」とでも言うように、高級車に乗って走り去ろうとする主人公が描かれます。
なんとなく日々を過ごす人への問いかけ
要らないなら捨て去ればいい
孤独はまた孤独を引き寄せるの?
逃げないなら立ち向かえばいい
寝たふりしてその場をやり過ごすの?
気付いてるくせに
本当はとっくにStep-out Shepherd
出典: Step-out Shepherd/作詞:金井政人 作曲:BIGMAMA
惰性で一緒に居る関係なら、いっそ捨ててしまえばいい。
1人になったとして、それ以上減ることはない。
納得のいかない現状に、どうせ逃げられないと諦めているぐらいなら立ち向かえばいい。
それともなんの抵抗もせずにうだつの上がらない日々を過ごすのか。
なんとなく日々を過ごす人への問いかけのような歌詞が展開されます。
自由を手にして何を望む
マジョリティーにはペナルティ
アマルフィコーストへ連れてって
首輪を解いた自由
何にむせび何を歌う
何を叫び何で踊る
何を求め何処へ向かうの?
出典: Step-out Shepherd/作詞:金井政人 作曲:BIGMAMA