【Tokyo lights/MONKEY MAJIK】歌詞&MVに込めた想いとは？"光の森"は魅惑的

2018年3月にリリースされたアルバム「enigma」。

その1曲目に「Tokyo lights」は収録されています。

このenigmaには謎めいたものや不可解なものという意味があります。

海や山に囲まれ、神社などのパワースポットも多い日本。

海外からは神秘的な国という声も多く聞こえてきます。

古くから大切にされてきた文化。

海外からインスピレーションを受けた生活スタイル。

そんな歴史と未来が重なり合い、魅力や伝統がたくさん詰まった日本。

メンバーたちの日本愛がひしひしと伝わってきます。

カナダから移住して約20年のカナダ人兄弟メイナードとブレイズ。

2人の歌声に日本への想いを乗せて発信しているアルバム。

そのスタートにふさわしい楽曲と言えるのが、今回紹介する「Tokyo lights」です！

蛍光灯がぼんやりと光る地下通路。

無数の自転車に囲まれて踊り出す謎の少女。

闇夜の街の光を求めて踊り続けるシーンからイントロが始まります。

黒いキャップとバンダナで顔を覆った金髪の少女。

あらゆる場所の光を集めながら、東京という街の今を体で表現しています。

若者が集まる繁華街。

ビジネスマンが行き交うオフィス街。

趣がある路地裏。

寝静まった商店街。

少女の正体を紐解いていくかのように明かされていく東京の顔たち。

そんな魅力あふれる東京の街並みが映し出されていきます。

お待たせしました。

それでは歌詞の意味について見ていきましょう！

若者の情報発信地として賑わう渋谷。

街の表情が毎日変わっていく銀座。

高層ビルが立ち並ぶ新宿。

日本中から人が集まり、新しい時代を作っていく街。

都心のスクランブル交差点のように、さまざまな人たちがすれ違っていく。

そんな東京の1日を表現しています。

そして通りにはたくさんの足跡が残され、追いかけるように人々は集まっていく。

まるでどこに向かえばいいのかを示すかのように。

しかし東京という誘惑に溺れないようにという戒めが最後に綴られています。

世界を明るく照らすまぶしい光。

いつまでも輝く太陽の余韻のようなネオン。

街を照らし続ける街灯を求めるように集まる人々。

そんな活気あふれる街から平和を願っていく。

東京は明るい未来を象徴するように輝き続けていると解釈できます。