この曲のサビには、こんな歌詞があります。
Two steps forward, One step Back.(Day by Day by Day)
出典: D.D./作詞:栗原暁(Jazzi'npark) 作曲:HIKARI
日々が二歩進んで一歩下がるような、遅々としたものだ。
それでも自分たちは前に進んでいるんだ。
このような意味で捉えるべきでしょう。
これも彼らがその甘いマスクの下に苦労人の歴史があるからこそ、耳に刺さるサウンドに乗って印象深いのです。
Dancing Dynamite って何?
ダイナマイトとニトログリセリン
では、最後にDancing Dynamite について解説しましょう。
Dancing DynamiteはSnow Manのことを表している、と解釈しました。
ところで、Dancingがダンスの得意なSnow Manの武器だということはわかるのですが、どうしてダイナマイトなのでしょうか?
これを考えてみましょう。
ダイナマイトが爆発するのは、「ニトログリセリン」という成分のせいです。
このニトログリセリン、酸素が9個くっついた形をしているのです。
しかも、9個のうち3個の酸素は他のところからくっついてきたような形をしています。
そして、ダイナマイトはそんなニトログリセリンを珪藻土に染み込ませていつでも爆発できるようにした発明品。
なんだか、Snow Manを彷彿とさせますよね。
ニトログリセリンとSnow Man
では、先程のニトログリセリンの話を、Snow Manに置き換えて考えてみましょう。
もともとSnow Manは6人グループです。
そこに3人のメンバーを入れることで「Snow Man」としてデビューしました。
燻っていたニトログリセリンのような彼らが、まるでダイナマイトのように時代を変える、そんなグループになるように。
そんな意味がこの「D.D」には込められているのではないでしょうか。
最後に
いかがでしょうか?
D.Dは一度聞いただけでは、よくあるJ−Popにしか聞こえません。
アイドル曲にはなかなか珍しい歌詞だな、と思うかもしれませんが、それだけです。
しかし、その背景を知ることでこの曲の歌詞の深い意味がわかるのではないでしょうか。
D.Dを通してSnow Manをもっと好きになれるはずです。
是非Snow Manの燻ってきた過去に思いを馳せながら、聞いてみてください。
D.D.が好きな人におすすめ
D.D.と同じアルバムには、同時期にデビューしたSixTonesの「Imitation rain」が収録されています。
いわゆるライバルのようなSixTonesですが、彼らもSnow Manと同じように苦労しています。
そんなSixTonesの「Imitation rain」の魅力を解説した記事がこちらです。
壮大な世界観が味わえるので、ぜひ聴いてみてください。
SixTONES【Imitation Rain】歌詞和訳&意味解釈!雨は何を染める?言葉の真意に迫る - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2020年1月22日に『Imitation Rain/D.D.』でSnow Manと同時デビューを果たしたSixTONES。なんと結成は5年前の2015年でした。デビューまでの5年間で、彼らにいったい何があったのか…。彼らの軌跡を描き出したデビューシングル『Imitation Rain』を徹底解説します。
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