【SPLASH】について
2021年4月にリリースされた空音の【SPLASH】。
勢いのあるダンスビートとラップ調のフレーズがかっこいい曲です。
「BOAT RACE 2021」のCMに起用された曲でもあります。
暑い夏に聴きたくなるような爽快な音楽が印象的ですよ。
心地よい音楽が、夏の暑い空をイメージさせてくれます。
海辺で撮られているMVも魅力的です。
今回は、そんな魅力あふれる【SPLASH】の歌詞に迫っていきましょう。
歌詞の中に出てくるバックパックに詰められたものは何なのか?
【SPLASH】の曲で、伝えたいことは何かを徹底的に読み解いていきます。
【SPLASH】の歌詞にせまる
周りの大人にうんざり
最もらしい理由が
嫌で大人には向かっては
出典: SPLASH/作詞:空音 作曲:空音/RhymeTube
歌の始まり部分のこのフレーズはどのような意味を表しているのでしょうか。
当たり前のことをいう大人にうんざりしているといった感じでしょう。
なぜ、うんざりしているのでしょうか。
主人公はやりたいことがあるのですが、周りの大人から反対されるのでしょう。
「現実をしっかり見ろ」ということをいわれているのですね。
主人公に対して批判的な意見をいうのかもしれませんね。
そのことに対して主人公が苛立ちを感じているのがわかるフレーズです。
自分らしく振る舞いたいだけの主人公。
周りからとやかくいわれたくないのでしょうね。
愚かなこと
引き戻す?なんて 愚問だしやめよう
出典: SPLASH/作詞:空音 作曲:空音 RhymeTube
主人公は夢に向かって、一生懸命頑張ろうとしているのでしょう。
しかし、頑張って進んでいっているのに周囲の大人たちは認めてくれません。
周囲の大人とは誰のことでしょう?
主人公の両親や先輩のことでしょう。
自分のやりたいこと(夢)を批判されると苛立つのは当然のことですね。
現実というのは厳しい世界で、主人公も頭の片隅ではそのようなことをわかっているのでしょう。
しかし、「夢に向かって進み出した今、引き返すことはできない」といういうようにいっていますね。
きっと、主人公の頭の中には戻るという選択肢はないのでしょう。
進んでいきたい道に迷いが生じた時に背中を押してもらえるフレーズですね。
答えとは?
誰かに簡単に渡せる手綱じゃない
君以外に答えは無い
出典: SPLASH/作詞:空音 作曲:空音/RhymeTube
このフレーズはどのようなことを意味しているのでしょう?
これまで、夢に向かって1歩ずつ歩み出してきた主人公。
その夢は誰かに渡せるものではないということでしょう。
確かにそうですね。
これまで、歩んできた道は辛く苦しい道のりもあったでしょう。
苦労して手にした自分の夢。
その夢は、価値のある尊いものです。
誰のものでもなく自分のものだといっていますね。
君とは誰のことを指すのでしょう?
君というのは主人公自身のことでしょう。
主人公以外にはこの夢は叶えられないのですね。
常に勝ちたい気持ち
負け試合なんてない
出典: SPLASH/作詞:空音 作曲:空音/RhymeTube
これから訪れる自分の未来について、間違いのことはないといっているフレーズですね。
もしかすると、これまで歩んできた道に失敗はなかったのかもしれません。
数多くの成功体験を積み、今があるのでしょう。
それだけ、主人公が努力してきたのが分かります。
1つ1つの経験が後に大きな力となることをわかっているのですね。
夢に向けて経験を積んでいくことは、負けることではないと思っています。
しかし、人生に勝ち負けなんかあるのでしょうか?
どんな状況であっても自分自身が「勝ち」だと思えば勝ちなのではないでしょうか。
主人公はそのようなことをわかっているのでしょう。
勢いだけで夢に進んでいるわけではなく、達観しているようにも感じます。