Really Like Youの魅力に迫る

IZ*ONE【Really Like You】歌詞の意味を和訳&解説!冬を超えた先で待っていたのは…の画像

本記事ではIZ*ONEの楽曲「Really Like You」を解説しています。

こちらはIZ*ONEのメンバーである本田仁美さんキム・ミンジュさんが作詞を担当。

メンバー自ら作詞に携わりたいと志願したという素敵なエピソードがあります。

ファンにとってもメンバーにとっても思い入れの深い楽曲です。

歌詞の意味和訳の上ご紹介すると共に、度々登場する季節の描写を中心に解説していきます。

リリースされている可愛らしい映像作品と共に是非ご覧下さい。

タイトルの真意

IZ*ONE【Really Like You】歌詞の意味を和訳&解説!冬を超えた先で待っていたのは…の画像

まずは作品のタイトルである「Really Like You」について言及します。

タイトルを日本語へ直訳すると「本当に好き」という意味。

ここから恋愛模様を描いた楽曲、つまりラブソングであることが分かります。

また前述した通りこちらの楽曲はメンバーが歌詞制作に携わった楽曲です。

この点から、メンバー本人の経験が折り込まれている恋愛ソングなのではないかと予想されます。

アイドルとして第一線で活躍する内は触れることが難しい話題。

恋愛はそのように捉えられることが多い内容です。

そんな触れにくい話題に切り込み、プライベートを覗き見したかのような感覚が体験できます。

タイトルや背景を考察しただけでも妄想が膨らむ本作品。

今後の歌詞にも期待が膨らむ楽曲といえるでしょう。

1番の歌詞を解説

直接的な表現

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本当にあなたがすき
ずっと前から待ってきたでしょ
冷たい冬が過ぎて春がやってくる音を
いつのまにか私も知らないうちに
眠りについていた心が動き出して
あの時を思い出したんだ

出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest

曲の冒頭からストレートに好きという気持ちが表現された歌詞

巧妙な例えや具体例をAメロで歌い、サビにストレートな表現を加える…。

上記のような技法が一般的な日本では、あまり見ない表現方法です。

そもそもIZ*ONEは日本人以外も所属する、多国籍なアイドルグループ。

海外でも受け入れられるよう、日本様に固執しない歌詞を視野に入れていることが分かります。

こちらは韓国と日本の混合ユニット、IZ*ONEならではの表現方法といえるでしょう。

季節

また冒頭で印象的なのは季節の表現です。

冬眠を連想させるフレーズや、春になると活動を始める様をイメージさせる演出など…。

季節を意識した表現が多く登場します。

具体的な冬や春の風習と、恋愛模様がリンクした絶妙な歌詞ですね。

この歌詞があることで今後の恋愛の行く末を予感させる効果があるといえるでしょう。

また上記の描写より冬から春にかけての大恋愛をしていたことが判明します。

1人の相手だけを想う、一途な一面を持った女性が主人公ということでしょう。

短い部分ですが、様々な要素がギュッと詰まった濃度の高い歌詞です。

出会い

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覚えている
私達が初めて会った日
とても寒かったね
あなたに出会えたから
凍りついた冬を越えて
私は芽吹くことができた

出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest

上記の歌詞から出会いは冬であることが分かります。

意中の彼に出会うまでは消極的な少女だった主人公。

しかし彼に出会ってからの彼女は一味違うようです。

恋愛をしたことがない女の子だったのか、引っ込み思案な性格だったのか…。

真相は言及されていませんが、今までよりも清々しい春を迎えたことだけは明らかです。

上記のような表現方法では様々な想像を掻き立てられます。

多くを語らず、視聴者の妄想力に委ねているところも本作の工夫の1つといえるでしょう。

本当にあなたがすき
私の手をぎゅっと繋いで
離さないで
優しく手をつないだなら夢を見られる
本当にあなたがすき
本当にすきよ
あなたが一緒だとキラキラ輝く
夢を今夜も見ることが出来る
あなたと一緒に

出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest

手を繋ぐ描写があることから、2人は付き合っていることが分かります。

過酷な冬を乗り越え、春を迎えた先に主人公の一途な想いが届いたようです。

ここで注目したいのは度々登場する「夢」の表現。

両想いがゴールではなく、その先の将来を見据えていることが分かります。

付き合った先の2人の今後を表すメッセージと考えることができるでしょう。

また彼らが過ごしている時刻も気になるポイント。

特に後半部分の歌詞から夜を想定していることが分かります。

ここまでは明るい日中での出来事が多かったため、初めての表現ですね。

こちらは今後登場するシチュエーションの伏線となっています。