1stフルアルバム「全知全能」からの疾走感あふれるナンバーです。リズム隊の並々ならぬセンスとテクニック。
この曲で初めて、はっきりと認識することが出来ました。
Bassのウエムラユウキ君、指引きなのにブンブン云わせてます。オクターブはウネウネだし。
Dramのミツヤマカズマ君、シュアーなリズムです。特にハイハットの刻み方がステキ。2人ともいわゆるフツメンなのに。
すごーくどっしりした演奏。
圧倒的光を放つお花とその花形サポーターに隠れがちですが、縁の下の力持ちがきっちり仕事をこなしている。
それがやっぱりこのグループのすごいトコなんでしょうね。
「レム」MV
このMVは清涼飲料水と乳製品とのタイアップ作品なのですか?合点が行きました。
どうりでペットボトル飲料がたくさん出てくる訳です。何故か全カットラベルが正面向いているし、商品名ばっちりです。
画面全体から透明感があふれています。青春そのものといった感じ。実にすがすがしく羨ましい限りです。
「レム」歌詞
相手を恨んでしまうとき、もう一度自分を見つめ直してみましょう。
誰にだって長所も短所もあります、良い所はどんどん真似いただいて、悪い所は気をつけて改める。
それが無常の喜びになるのでしたら、きっとアナタの輝きになるはずです。
いつでもあなた、輝きの中に居るのね
例えばこんな時、どうするの?
愛している、きっと
出典: レム/作詞:雫 作曲:雫
5位 夜明けのオレンジ
2015年6月に「半泣きビビレコーズ」から発売された1stEP「極彩」からのナンバーです。これが始まり。
「さあ、行こうぜぃ!」なんていう雫ちゃんの掛け声が聞こえてきそう…。
イントロのフレーズはちょっと、同郷の先輩であるナンバーガールを連想させたりします。
ラフな原石ですけれど曲構成にしろメロディにしろ歌詞にしろ、ポルカ節は確立されていたのだなと思ったりもします。
なお、「全知全能」にも別Ver.が再録されていて、比べてみてグループの成長を確認するのも面白いかもしれません。
「夜明けのオレンジ」MV
まだ初々しいですね雫ちゃん。今よりちょっとお顔がふっくらしてますか?他のメンバーもそうですね、まだ一般人っぽいです。
「夜明けのオレンジ」歌詞
日々何となく受け止めている色々な出来事が、いつの間にか僕やアナタに影響を与えている事があるかもしれません。
でも、経験したことがすべて自分自身に影響を与えるということなら、どんな経験でもムダになることはないでしょう。
ムダな事をどんどんやりましょう。
もしも僕が教祖になったなら
今から君は盲目さ
口を開けて待っていてくれ
信じるしかないのだから
出典: 夜明けのオレンジ/作詞:雫 作曲:雫
4位 シンクロニシカ
1stミニアルバム「大正義」からのナンバーです。カッティングギターに乗って疾走し続けるのかな?と思ったら突然、ストンと減速。
そして呪文のような「信じなさい、信じなさい…」というリフレイン、何だか催眠術にも似たトランス状態に包みこまれてしまいます。
ところでシンクロニシカってどういう意味なのでしょう?そこはゲームプログラマーの経歴を持つ雫ちゃんです。
音楽ゲームの「シンクロニカ」に何か引っ掛けているのかもしれませんが、ここは聴いているアナタの判断にお任せしましょう。