BEGIN「海の声」を収録したアルバムをリリース！CDの全貌に迫る！歌詞やコード譜も紹介♪

『海の声』はアルバム『Sugar Cane Cable Network』（シュガー ケーン ケーブル ネットワーク、略してSCCN）に収録されています。

「Sugar Cane」とは「さとうきび」の意味。BEGINオリジナルアルバムとしては、2012年に発表した「トロピカルフーズ」以来、約3年振り。収録曲は以下のとおりです。

力が入っていたと思いますよ！というのも2015年は彼らのメジャーデビュー25周年という記念の年。

同年3月21日に石垣島で行ったワンマンライブのステージでも、セットにさとうきびが用意されていました。それを見てケーブルを連想したということからこの奇抜とも思えるアルバム名に結び付いたとか。

さとうきびはある意味、沖縄を象徴するような存在。

「ブラジルやハワイなどに渡り、沖縄から渡った移民の皆さん、そしてそのご家族とも現地で触れ合い、離れていてもつながっている」という彼らの思いが「さとうきび」と「ケーブル」、「つなぐ」「ネットワーク」と連想されていったのでしょうね。

このアルバム、そうした深い思い入れもあったせいか、第58回日本レコード大賞の「企画賞」を受賞しました。

この賞、「独創的な企画意図をもって製作され、それによって成果を上げ大衆音楽に大きな貢献をした『作品』（ミュージックビデオを含む）」に贈られるもの。やはり思いは報われるのですね。

また、『海の声』はアルバム『一五一会』にも収録されています。

BEGINのメンバーが開発した楽器 "一五一会" をフィーチャーしたアルバム。

一五一会（いちごいちえ）は弦楽器の一種です。楽器分類上は「構造はギターに近いが調弦は三線に近い4絃のリュート属撥弦楽器」。したがって、このアルバムに収められた楽曲には一五一会が使用されているのです。

一五一会でも弾けるとは思いますが、『海の声』にはコード譜があるので弾いてみたい方はぜひチェックしてみてください。

1. コードスケッチ『海の声』
2. U-フレット　『海の声』
3. 楽器.me『海の声』

まるで絵でもみるかのような詳細で美しい情景に、恋人への切ない思いをのせて歌っています。メジャーなメロディーラインなのに寂しく聞こえるのはなぜか不思議。沖縄音階（琉球音階）だからでしょうか。