「HEAT」はB’zの曲だけど…
B'z=稲葉さんと松本さん、という構図は崩れませんが、他音楽家との共演や曲提供も忘れてはいけません。
バックバンドに世界の超豪華なアーティストを迎えるのはもちろん、日本以外のアーティストにも曲を提供しているのです。
これはハードロック・メタル好きにとっては、血のたぎるような歓喜のコラボレーションといえるでしょう。
ヴァイさんと松本さんがギター対決しちゃってるし、稲葉さんのハイトーンも堪能できちゃうし…超贅沢な作品です。
しかしコラボは同ジャンルのアーティストばかりではありません。
なんと韓国の俳優兼歌手のキム・ヒョンジュンにも、有名なあの曲を提供した経歴があるのです。
キム・ヒョンジュンって誰??
甘いマスクに母性をくすぐられるようですね…。
B'zの大ファンで、それがきっかけで曲を作ってもらってしまったそうです。羨ましい限りです。
キム・ヒョンジュンさんは韓国版『花より男子』などで有名な俳優さん。
2017年6月より2カ月間ツアーを開催して、日本全国を回っていたニュースは記憶に新しいかと思います。
今、改めて注目すべき海外アーティストの一人といってもいいでしょう。
「HEAT」動画はこちら
キム・キョンジュンの「HEAT」
まずはB'z提供、キム・ヒョンジュンの歌う「HEAT」を聴いてみましょう。
ところどころお馴染みB'z節が効いているのがわかるナンバーです。
ポップで爽やかな仕上がりですね。
B'zの「HEAT」
次に本家B'zの「HEAT」を聴いてみると、音程が変化しているとはいえ、歌い方や声量でここまで違ってくるものなのですねえ…。同じ曲とは思えませんね。
ヒョンジュンさんは甘めでポップス向きの柔らかい歌声ですが、稲葉さんは癖のあるハードロックのハイトーン系にピッタリな歌声。
オシャレ系ポップスと泥臭い王道ハードロックの違いとでもいいましょうか。
どちらのほうがいいというわけではなく、どちらもそれぞれ違う魅力があっていいですね。
「HEAT」の歌詞は??
それでは「HEAT」の歌詞を見てみましょう。ヒョンジュンさんが歌いやすいように、稲葉さんが簡単な日本語で書いたそうです。
稲葉さんの優しさにますますホレてしまいますし、一生懸命日本語の歌詞をマスターしたヒョンジュンさんにとても好感がもてますね。
夏のHEATと僕らのHEAT
まだ熱い砂の上 汗が輝いて
みな笑い歌い 乱れる宵
今まで こんなにまで そばにいたことないね
溢れる熱に気づいているかい
出典: HEAT/作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘