amazarashiってどんなグループ?

『爆弾の作り方/amazarashi』の収録曲&歌詞情報を紹介!それぞれの歌詞を徹底解説♪の画像

秋田ひろむ(あきた ひろむ)
ボーカル・ギター担当。青森県上北郡横浜町出身

豊川真奈美(とよかわ まなみ)
キーボード担当。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Amazarashi

amazarashi青森で結成されたロックバンドです。

上記の2人が柱のメンバーで、その他にサポートメンバーが場合によって10人前後活動することがあります。

秋田さんが人付き合いが苦手で、またメッセージ性が強い詞の世界観を注目してほしいという点から、顔を出さずに活動しています。

バンド名の遍歴とデビュー作

2007年1月、「STAR ISSUE」を結成し、希望の光の様な歌を定期的に発信したい、という思いを込めて名付けたそうです。アマチュアバンドイベントで賞を受賞後、バンドの名前を「あまざらし」に変えました。

 2010年2月には「あまざらし」を「amazarashi」に変更

あまざらし:amazarashiの名前の由来は、日常的な悲しみや苦しみを雨にたとえて、自分達は苦悩の雨曝しとなっているがそれでも歌いたいという意味があるそうです。

そして、同年6月9日にミニアルバム「爆弾の作り方」でメジャーデビューを果たしました。

シュールなジャケットデザイン

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横部正樹さんがアートディレクターとしてジャケットをデザインしています。

シュールな雰囲気が特徴的なのがビジュアルマスコットの「amazarashiくん」

バンド名から作り出された、てるてる坊主だそうです。ダークな表情にドキッとしてしまいます。

『爆弾の作り方』収録曲

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メジャーデビュー作品となったミニアルバムの『爆弾の作り方』

心の葛藤や世間に対する疑念などが鮮明に描かれている曲ばかり。

1.夏を待っていました
2.無題
3.爆弾の作り方
4.夏、消息不明
5.隅田川
6.カルマ

出典: 爆弾の作り方/amazarashi

ショックを受けるストーリー…

収録されている曲はいずれも衝撃的なストーリーが描かれています。

曲ごとにインパクトのある歌詞の一部をピックアップして解釈を加えたいと思います。

1:夏を待っていました

君はまだ覚えてるかな 幼い頃の暑い六月 廃線になった線路
を 僕等はどこまでも歩いた
乗り気で水筒なんかを ぶら下げてきた雅敏は おじちゃんに
買ってもらったマウンテンバイクを自慢した

「けどな 俺はおじちゃんが嫌いなんだ 母ちゃんをいつも泣
かせてばかりいるから」
僕は何だか気まずくなって 目をそらしたんだ 雅敏の顔に大
きな青痣があったから

出典: 夏を待っていました/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ

少年時代の初夏の思い出を回顧しながら、友人を通して見た悲しみの世界に無力さを感じている様なストーリーとなっています。

友人「雅敏」の青痣には大人の冷酷さと、目をそらすことしかできない自分の弱さが表されているのではないでしょうか。

そして、淡々と進められていくストーリーの中に、衝撃の記憶が含まれています。