三冠を果たした名曲
歌詞検索サイトチャート、有線リクエストチャート、配信チャート、全てにおいて1位となり、見事三冠を獲得したLGMonkeesの「イマアイ」。
現在はアーティスト名を初期に戻し“山猿”として活動中です。
LGMonkees時代に制作した「イマアイ」は今もなお歌われ続け、ファンに愛されています。
三冠を獲得できた理由とは?
そして歌に込められている愛とは?
さらに「イマアイ」が収録されている、愛の言葉がたくさん詰まった1stアルバム「あいことば」の情報もご紹介します!
溢れる思い
気持ちを伝えたくて
今会いに行きます そばにいてほしいから
大好きだって 大好きだよって
僕はあなたに伝えないままじゃいられない
出典: イマアイ/作詞:山猿 作曲:HIRO,KENNY
大好きな気持ちを伝えたくて溢れ出す想いが駆け出すかのように、曲の始めにこの歌詞がきています。
曲名の「イマアイ」は「今会いに行きます」と歌詞にもあるように、今すぐ会いたいという想いが込められています。
また、「イマアイ」にはもう一つ意味が含まれているようです。
複数の意味を持っているのがこのタイトルの魅力。
後ほど解説しますので、まずは次の歌詞を見ていきましょう!
日常の何気ない幸せ
あなたが笑ってる 無邪気にとなりを歩いてる
ただそれだけのこの日々が 僕の胸を優しく満たしてく
出典: イマアイ/作詞:山猿 作曲:HIRO,KENNY
どこかへ出かけても家にいても、何をしてもしなくても…。
どんな時でも「あなた」がそばにいるだけで幸せということを謳っています。
「笑う、歩く」といったたった1つの表情や動作でさえも「あなた」ならば愛おしい。
そんな、日常の何気ない瞬間の中で感じる「愛」にフォーカスをあてています。
このフレーズだけで、LGMonkeesの優しさや純粋な思いが伝わってきますね。
伝えたいけれど現実がそうさせてくれないもどかしさ
ふたりの毎日なのに 忙しいっていうのがクセになって
一番大切なことが何かなんて 分かっているのに
今すぐ伝えなきゃ 電話じゃなくて
出典: イマアイ/作詞:山猿 作曲:HIRO,KENNY
毎日は自分だけのものではなく「ふたり」のものなのに、日々の忙しさを乗り越えることに必死で、自分のことだけで手一杯な現実を嘆いています。
想っているだけじゃ伝わらない、言葉にしても物足りない。
だからこそ会って伝えたいと思っているのに、現実がそうさせてくれないもどかしさも伝わるフレーズです。
現代社会にも当てはまる気がします。
共感する人は多いのではないでしょうか。
社会の等身大を歌詞にしてくれることで、私たちの心の代弁してくれるので気分が少し軽くなりますね。
このように聞き手に寄り添う歌詞は、「イマアイ」だけでなく他の曲もほぼ実体験から書いているそうなので驚きです。
LGMonkeesの真っ直ぐな人柄が人々を魅了し、人気を博している理由の1つでしょう。
2つの「イマアイ」
直接あなたに届ける想い
今会いに行きます そばにいてほしいから
何度でも 何度でも 僕は目一杯愛を叫ぶよ
出典: イマアイ/作詞:山猿 作曲:HIRO,KENNY
「イマアイ」とは「直接会いに行って大好きなあなたへ愛を叫ぶ」というストレートな意味も込められています。
「何度でも、何度でも」と繰り返されていますね。
それだけ深い気持ちが込められているのでしょう。
「日常の忙しさで伝えられずに溜め込んでいた想いを余すことなく全てあなたへ伝えたい」という思いが感じ取れます。