GADORO【クズ】歌詞の意味を解釈！自らを「クズ」と呼ぶ意味は？誰もが背負う劣等感に響く言葉たち！

喧嘩ばかりしてきた自分だけど、誰かを愛せるようになりたい。

そんな切実な願いが読み取れます。

先ほど紙に書いてある文言にショックを受けたと前述しました。

滞納を重ねた結果届いた差し押さえ通知書のようです。

「膝をつく」とは土下座して誰かからお金を借りることではないでしょうか？

どんなに支払いがきつくても、自力で全て背負いきりたい。

そう誓っているのでしょう。

そして楽曲「クズ」に乗せた言葉をこの世に残そうと歌っています。

恋愛を連想させる表現ですね。

実はGADOROの他の楽曲には、当時付き合っていた彼女が登場します。

彼は彼女からお金を借りていました。

先ほど二度と借りないと誓っていたのは、彼女のことだったのです。

最初は遊びの恋愛だったのが、次第に本気に変わっていったのでしょう。

でも、必死に愛情を伝えるも上手くはいきませんでした。

彼女から告げられた別れ。

何度も思い出している「あの日」とは彼女との別れを経験した日なのだと思います。

大切な人を失ってようやく自分の弱さを認められるようになったのではないでしょうか。

先ほどは自分の人生を卑下していました。

ここでは、仮に素敵な人生を経験できたとしても自分には相応しくないと歌っています。

中身を伴わず結果だけ手に入れることはできないと悟っているのでしょう。

かつての自分はひたすら現実逃避していました。

でも、今は違います。

いつか心から笑えるように、未来を信じて生き抜きたい。

これが「遺書」の役割を果たす楽曲「クズ」に描かれた彼の心情の全てでした。

GADOROの「クズ」はいかがでしたか？

かなりインパクトのある言葉だったのではないでしょうか。

こちらは彼が一躍有名となるきっかけの楽曲でもあります。

生々しく語る本心は、他人事とは思えません。

誰しも弱い自分を抱えながらも直視しないように生きているような気がします。

ここまで素直に自分の弱みを曝け出せる勇気は素晴らしいです。

彼も頑張っているのだから、自分もまだまだ諦めきれない。

そんな底力を与えてくれる楽曲だと思います。

かつて付き合っていた彼女について歌われた楽曲があると前述しました。

それが「三日月」です。

彼の楽曲の中でも珍しい、恋愛をテーマに歌われたこの楽曲。

「クズ」を知ったうえで歌詞を紐解くと虚しさが倍増して、とても胸に響きます。

こちらの記事では歌詞の意味を詳細まで考察。

ぜひセットでご覧になってくださいね。