長渕剛「素顔」の歌詞で語られる化粧の意味が深い...！今だから聴きたいアルバム『逆流』収録曲！

女は傷つきたくないから、裏切られたくないからこそはじめから彼の愛が信じられないのです。

「本気で好きになりそうだから」とは言うものの、この時点ですでに女は男のことを愛しているのです。

愛する男の前だからこそ、きれいでいたいしかわいい女でいたい。

でも若かったあの頃の自分ではありません。大人の女になって、大人の仮面（化粧）をするようになったのです。

男は、女の過去を知っているしそれを受け入れています。

「それは裏切りじゃない」「自分を責める事もない」と擁護しています。

男は女の過去も含め、すべてを受け入れているのです。とても温かい心の持ち主なのです。

その一方で、男の優しさに戸惑いを感じてしまう女。だから素直になれないのです。

女は、よっぽど辛い恋愛経験を重ねてきたのでしょう。

A post shared by Stay Dream (@masatsugu.o) on Nov 19, 2017 at 3:41am PST

男は女が自分の優しさに戸惑い、怯えていることを分かっています。

女を本当に愛していることを一生懸命伝えたくて「精一杯の愛だったんだ」と言っています。

男が女に手鏡をプレゼントしたのは、彼女に自分自身をもっと大切にしてほしかったのです。

「化粧を落として〜このまま静かに眠ろう」

このフレーズだけで、男の大きな愛情が伝わります。「化粧を落として」とは「素顔の自分に戻りなさい」と言っているのです。

男にとって化粧をして着飾った姿より、素顔の女を一番愛しているのです。

女は自分に自信がありません。だから素直になれないのです。

でも、これだけ大きな愛を持った男と一緒になったら、きっと幸せになれるはず…そう願わずにはいられませんね。

いかがでしたでしょう。

名曲「素顔」に込められた長渕剛の愛を感じ取っていただけたでしょうか。

デビュー当時と今とでは、見た目（姿）はすっかり変わってしまった長渕剛ですが、その心はあの頃と何も変わっていません。

長渕剛の愛は、大きくて深く相手を包み込んでくれます。

その愛はファンにも向けられているのです。だからこそ、今も多くのファンを魅了し多くのファンに愛されるアーティストなのです。