愛の告白はいかに
モテナイ僕ハ嬉シクッテ
君ノ笑顔ニ巣食ワレテ
ケチャップデ恋ヲ打チ明ケタ
出典: 毒グモ女(萌え燃え編)/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔
オムライスにケチャップをかける際、文字を書くサービス。
メイド喫茶の定番ですね。
本来ならメイドさんに書いてもらうものですが、主人公は自らケチャップをかけたようです。
この時点で主人公は完全に恋に落ちていたのでしょう。
「騙された」というよりも「恋に恋してる」という状態が読み取れます。
いつも向けてくれる笑顔には好意が感じられる。
だからきっと自分の恋心を喜んでくれるはず。
そう思って、ケチャップで愛の告白をしました。
対して女の子はどのような反応をするのでしょうか?
「ありがとう」の意味
恋心を綴らす
赤いケチャップの意味に気付いた君は
糸を吐くのを止める
「告白は慣れたもの」と 言わんばかりに君は
『ありがとう』と、ただそれだけだから
今日も明日も糸は解けないよぅ(わーお!)
出典: 毒グモ女(萌え燃え編)/作詞:鬼龍院翔 作曲:鬼龍院翔
女の子は告白にしっかりと気が付きました。
そして、主人公の期待していた反応ではなかったのでしょう。
好きな人から告白された時は、驚きや喜びが表情に表れるもの。
女の子はというと…。
おそらく今までの「愛想笑い」がなくなり、シラケた様子になったのだと思います。
「糸を吐く」という行為はいわば、「料金と引き換えに心を込めて接客する」という意味。
それを止めた理由は主人公が料金以上の対応を求めたからでしょう。
社交辞令でお礼は言う。
でも、YesもNoも答えない。
告白をやんわり断るときの定番の対応です。
主人公は期待を抱きすぎて「断られてないからまだいけるかも」という淡い願望を捨てきれません。
きっとまたお金を払ってメイド喫茶に通い続けるのでしょう。
メイド喫茶自体は楽しい場所
主人公の内面を面白く表現した楽曲なので、最後に淡々とツッコミを入れたいと思います。
この恋の敗因に迫りましょう。
「恋愛」と「接客」の違い
「毒グモ女(萌え燃え編)」ではメイド喫茶を恐ろしい場所と形容していました。
でも、「恋愛」と「接客」を混同してしまったのが苦しさの原因です。
メイド喫茶は本来「恋愛」するための場所とはいえません。
普段の日常では楽しめないサービスを提供してもらう場所です。
それを割り切って利用すれば、程よい息抜きや娯楽としての魅力があるでしょう。
お金をいくら使うかも自分で判断することができます。
店員と客の恋愛事情
とはいえ、店員さんに恋をするというシチュエーションは定番。
一生懸命働いている姿は素敵ですね。
店員さんから好きになることだってあるはずです。
単純に失恋した。
そこに「騙された」という言い回しを含めてしまう主人公の弱さを描いたのが「毒グモ女(萌え燃え編)」なのだと思います。
この経験を活かして魅力的な男性へと飛躍してほしいですね。
最後に
「毒グモ女(萌え燃え編)」はいかがでしたか?
ゴールデンボンバーはこうした「失敗談」ともいえる恋愛の楽曲が多いです。
他にも思わず笑ってしまう歌詞がたくさんあるので、ぜひ楽しんでくださいね。
ゴールデンボンバーの「いいひと」という楽曲の歌詞をご紹介した記事もあります。
一生懸命素敵な人間性をアピールするも、恋愛に進展しななくて苦しい…。
そんなメッセージに共感する人は結構多いのではないでしょうか?
不器用な主人公の切実な叫びを、ぜひご覧ください。
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