淋しくても胸を張って
弱さを知って優しくなって
慣れない風に吹かれ…
出典: これだけは/作詞:KENTA 作曲:WANIMA
ただ「強く」なるだけでは、人間として本当の成長を遂げることはできません。
人は孤独になったときの淋しさや、自らの弱さを知ることで優しさを知ることができます。
「強さ」はときには誰かを傷つけることがあるかもしれない。
しかし、他者に対する「優しさ」を兼ね備えることで本当の「強さ」を手に入れることができます。
そして、本当の強さを手に入れ、また新しい世界に挑戦する。
そんなことを「慣れない風に吹かれ」という歌詞で表現されています。
挑戦する中で、一番大切なこと
寄り添ってくれる「誰か」
寄り添って生きてる どんな時も
戦い続ける日々に幸あれ
出典: これだけは/作詞:KENTA 作曲:WANIMA
どんなに離れていても、絶対にあなたに寄り添ってくれている人がいる。
それは家族か、仲間か、それともこの「これからだ」の曲なのか。それは聴いている人それぞれ違うはずです。
孤独の中で挑戦し続けることは誰しも恐怖を伴うものです。
そうやってそれぞれの人の中に存在する「寄り添ってくれる誰か」のことを思い出させてくれる。
そして挑戦し続けることの大切さを最後に訴えて、この曲は終わります。
おわりに
「これだけは」忘れないでほしい!
「これだけは」の歌詞を見ながら、この曲が訴えるメッセージを読み解いてきました。
この曲はただ無責任に挑戦する人のことを応援しているわけではありません。
歌詞の中で、挑戦することが抱えている「負の側面」もしっかりと描き出しています。
そして挑戦することで初めて「本当の強さ」を手に入れることができる、という強いメッセージが含まれているのです。
ですが「これだけは忘れないでほしい」というメッセージは
「挑戦するとき、あなたは孤独ではない。誰かがいつも寄り添ってくれている」
ということです。
他にもWANIMAの楽曲にはメッセージ性の強い曲がたくさんあります。これをきっかけにWANIMAの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
また、この曲のように「メッセージ性が強い曲が聴きたい!」と思った方は、たとえばRADWIMPSなどを聴いてみてはいかがでしょう。
RADWIMPS「おしゃかしゃま」深い歌詞の意味を徹底解説! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2009年3月11日にリリースされた5枚目のアルバム『アルトコロニーの定理』の2曲目に収録されている曲である。ラップ口調で歌っていて、終始早口が特徴の曲です。ギターのサウンドもまた印象的です。歌詞に込められたメッセージを考察してみましょう。
野田洋次郎が紡ぎ出す詩の中には、様々な深いテーマ、メッセージが織り込まれています。
また、少しテイストは違いますが、ユーミンこと荒井由美(松任谷由実)も深い歌詞を書きますね。
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