歌詞の人物は自分が亡くなるのを何もせずに受け入れるか、何かしら行動するか悩んでいる様子です。

このまま何もしなければ、傷つかずに静かな生の終わりを迎えられるかもしれません。

一方で何かしらの行動をすれば、命が助かる可能性もある様子です。

動くべきかじっとしているべきか、歌詞の人物の気持ちは揺らいでいます。

まさに綱渡りの状態なのでしょう。

どちらにしても、自分にとって良くないことが起きるのではないかと思っています。

しかし、3行目で歌詞の人物は行動することを選択した様子です。

自分の運命と向き合う覚悟が出来たということでしょう。

動くことで、自分が生きている証を感じたいのかもしれません。

覚悟

もう戻らない
金輪際 後悔はしない 現実を変えてみせる
真実がたとえ残酷でも

出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended

行動すると決めた歌詞の人物は、悩むことを止めました。

自分が思うように生きられるように行動しようと気持ちが吹っ切れたのでしょう。

もしかすると、行動することで寿命が逆に短くなる可能性もありそうです。

知りたくもなかった事実を知って、悲しみに暮れることもあり得ます。

しかし、それでも進むと決意しました。

世界を変えることができるのでしょうか。

次の歌詞をみていきましょう。

災い

戦い

Who-ya Extended【VIVID VICE】歌詞の意味を考察!嘆く連鎖を断ち切れるかに迫るの画像

染まっていく Disaster 肥大化した罪を 宿怨を手懐けて
駆け抜けるただ声を追うように
擬態したい無情なトーン 期待したい不情なゴング

出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended

歌詞の人物の目の前では、災害のような被害が起こっている様子です。

災害は、歌詞の人物が原因で起こった可能性が高いのでしょう。

アニメの内容から考察すると、自分の意思ではなく操られて行ってしまったと解釈できます。

歌詞の人物は、起こしたくて災害を起こしているのではありません。

なんとか自分のしてしまったことを認めて、被害を最小限にしようとしています。

さらに3行目から、原因となった人物と戦おうとしていると読み取れました。

戦いは厳しく、人情味の欠片も無さそうです。

歌詞の人物は自分の感情を抑えてでも、戦いに勝利したいと思っている様子です。

戦いの幕が落とされることを期待し続けています。

制御不能

虚ろな感情に巣食ってる 穢れを
諌める未練の箍は 砕かれた

出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended

マイナスな感情に支配されている歌詞の人物。

マイナスの感情は汚いものだと思い込んでいたのかもしれません。

今まで必死に感情を隠そうとしていました。

しかしこの度、負の感情を解き放つと決めた様子です。

自分で壊したというよりも、何か強い力で壊れてしまったと解釈できます。

精神的なショックが歌詞の人物に遭ったのではないかと感じました。

感情を解き放った先には、制御できない戦いが待っているのでしょう。

命を懸けた戦いのスタートです。

心の内

決心

拮抗してゆく是非善悪のボーダーラインと
葛藤していた温い本心に一撃を打つ

出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended

良い悪いの境界線が曖昧になってきているのでしょう。

境界線を越えてしまうと、歌詞の人物は元には戻れない運命を背負っている様子です。

自分の命が助かるのであれば、他者を犠牲にいいのかといった葛藤があるように読み取れます。

しかし悩んでいても、状況は解決しません。

歌詞の人物は気合を入れて、前に進むことにしたと解釈できます。

今までの生活を捨て、未来を掴むことにしました。

覚醒