グラつく瓦礫の城 ただ取り繕うため飾るか
罪か罰か 導けるか その場凌ぎじゃ 底が見える
見開け その目を
出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended
本格的な戦いに身を投じることにした歌詞の人物。
2行目から自分は悪物扱いされてもいいが、周囲の人は守りたいという思いを感じます。
生半可な戦いでは、勝ち目はないと考えているのでしょう。
本気を出して覚醒しようとしている様子が伝わってきます。
さらに1行目と3行目は、アニメに登場するキャラクターの技や特徴を意識したと解釈可能です。
前を見て
前進あるのみ
もう止まれない
表裏一体 曇天な未来 頂上まで這い上がる
愛憎の群れが渦巻いても
出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended
未来を掴むために、前だけを見ることを決意した様子です。
未来はどうなるかわかりませんが、やれることをしたいと思ったのでしょう。
歌詞の人物が戦うことで、人から愛されたり、恨まれたりする可能性があります。
もしかすると大きな災害を再び引き起こしてしまうのかもしれません。
しかし他人の感情に左右されず、自分の目的に向かって歩みを続ける覚悟ができました。
爆発
刻んでいく Blaster 無稽な背徳を 宿命を従えて
嘆く連鎖を断ち切るまで
出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended
嘆く連鎖を断ち切れるかどうかは、まだ分かりません。
歌詞の人物が自分のマイナスの感情も上手く取り入れ、戦いに勝利するかは未定です。
努力はしているため叶う可能性も高いですが、敵も強いのでしょう。
歌詞の人物が運命を乗り越えられるのかどうかは、誰にも分かりません。
不穏
自戒したい気丈なソウル 理解したい机上のショウ
毀壊したい無縁なフロー 味解したい不縁なドロー
出典: VIVID VICE/作詞:Who-ya Extended 作曲:Who-ya Extended
この部分は歌詞が見事に韻を踏んでいます。
しかし1つ1つをよく見れば、マイナスな言葉が多い印象です。
歌詞のラストのため、歌詞の人物の今後を暗示していると想像できます。
自分の感情をコントロールして、敵を倒すための作戦を考えたい歌詞の人物。
流れを変えて、完全勝利を目指したいと思っています。
しかし全ては希望止まり。
歌詞の人物は敗北して、命を落としてしまうような未来が待っているように感じました。
しかし曲調は完全に暗いものではないため、歌詞の人物が亡くなることで周りが救われるようにも解釈できます。
まとめ
今回は、人気アニメの世界観を大切にして作られた名曲をご紹介してきました。
歌詞の人物は前を向こうとしているため、前向きな気持ちになれます。
しかし歌詞に使われている言葉は、負の感情を感じる意味の単語が多い印象でした。
そのアンバランス感が、この楽曲の魅力だと考察できます。
それでは最後にこの楽曲が気に入った方におすすめの記事をまとめてみました。
まずは、Q-vismです。
この楽曲も人気アニメのオープニングテーマとして採用され話題になりました。
人間味を感じる1曲のため、ぜひチェックしてみてください。
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