木村カエラ「Sun shower」
Sun shower=通り雨
「Sun shower」は通り雨の意味。雨にうたれる木村カエラの少女のような姿が印象的ですね。
通り雨というだけあって、空が青いです。
すぐに過ぎ去ってしまう通り雨を意味する「Sun shower」。一体どんな想いが込められた曲なのでしょうか?
「Sun shower」(サン・シャワー)は、木村カエラの19枚目のシングル。木村カエラの28歳の誕生日である2012年10月24日に発売された[1]。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Sun_shower
「Sun shower」は木村カエラの誕生日に発売された曲だそうです。
2010年に結婚・出産をしているので、それから2年後。育児まっただ中の時期に発売された曲です。
木村カエラ本人は、特に誕生日を意識していたわけではなかったそうですが、記念すべき1曲になったことは確かです。
「Sun shower」は木村カエラのナチュラルな世界観が感じられる自然体の曲に仕上がっています!
収録アルバムは?
「Sun shower」は、2012年に発売された木村カエラ7枚目のオリジナルアルバム「Sync」に収録されています。
妊娠・出産を経て母親になった木村カエラの変化が感じられるアルバムとなっています!
心休まる歌詞をご紹介
この辺りで心を休めようか
真っ白な雲の 色に染めて
どこからともなく聞こえるメロディー
広がる世界 こぼれる雨
出典: Sun shower/作詞:kaela 作曲:ミト
気分をまっさらにする始まり
一番耳に残りやすいはじまりの歌詞です。
悩んだりモヤモヤしたり心が揺れることは誰にでもあるでしょう。
ここでゆっくり休んで、気分をまっさらにしてみよう!というメッセージが伝わってきます。
休んでいいんだと言われるとなんだかホッとするものですね。
ざわざわした心ではよく見えないものがある。しかし心をまっさらにすることで、聞こえてくる音がある。
そして通り雨の空を見てみると、真っ白な雲がある。
そんな情景がすっと目に浮かぶとても美しい出だしです。
きっと忘れないこと
ずっと変わらないもの
でも気づきたいこと
すぐ側で感じるもの
出典: Sun shower/作詞:kaela 作曲:ミト
側にあるものほど気づきにくい現実と向き合う
真剣さとやさしさの伝わる歌声と共に、ポジティブなメッセージが伝わってくる部分です。
ふっと気持ちを楽にすることで気づけるものがある。それはすぐ側にある物かもしれない。すぐ側にいる人かもしれない。
1人心を休めて感じてみればいいと訴えかけます。
「すぐ側で感じるもの」とは「音」のことでもあるのでしょう。
また、すぐに止む通り雨の向こう側に見える「明るい空の光」なのかもしれません。
大切なことは側にあるものほど気づきにくいもの。意外に近くにあるものなのかもしれません。
側にあるものにも目を向けてみると、見つかるものがあるかもしれないと教えてくれます。
木村カエラの書く歌詞を読んでいると、五感が鋭く働き、音の世界に浸ることができます。
説明的でなく情景からイメージがふくらむ歌詞がいいですね。
この辺りで体を揺らそうか
風吹くままに 身をまかせて
雲の向こう側にまだ見ぬ未来
羽を広げて飛んでゆける
出典: Sun shower/作詞:kaela 作曲:ミト