DREAMS COME TRUE【笑顔の行方】歌詞の意味を解説！無邪気な笑顔はどこに行った…？

あの頃は無邪気な笑顔で言いたいことが素直に言えました。

今はその笑顔は作れないけれど、笑顔に代わる「自信」を手に入れました。

だから彼に言えなかったひと言も、今の想いも伝えられるはずだと彼女は確信します。

卒業してから今まで、夜の静けさがやってくると必ず彼のことを考えていたのでしょう。

その時間は無駄ではありません。

過去を振り返る時間を経てきたからこそ、今の自分があるのです。

ベクトルの向く先を自分から彼へと変え、自分を責めるのを止めた彼女。

大人としての自信を持った今、あの頃とは違うけれど素敵な笑顔でいられるようになりました。

その笑顔で、彼を抱きしめたいと願います。

抱きしめる勇気は彼の方を向きましたが、笑顔のベクトルはまだあやふやな場所を向いたまま。

もし彼が彼女の心を受け入れてくれたら、彼がその手でベクトルの向きを彼自身に向けるのでしょう。

つまり、彼女の笑顔がどこに向かうかは彼次第なのです。

彼がどんな決断をしようとも、きっと彼女は自分を責めたりはしないでしょう。

堂々と彼に想いを伝え、堂々と手を伸ばす勇気を持った彼女は自信に満ち溢れています。

それは慢心ではなく、自分をしっかり見つめ直した結果もたらされた自信です。

無邪気だったあの頃は、素直だったと言えるでしょうか。

何も考えておらず人を傷つけてきたのは「素直さ」ゆえなのでしょうか。

誰かを想い続けながら後悔を乗り越えてきた今、ほんとうの意味で「素直」な女性になっているはずです。

今の彼女は、心のどこかで羨望を抱いていたあの頃の笑顔よりもずっと素敵な顔で笑えるに違いありません。

人は後悔をする生き物です。

しかし後悔を後悔で終わらせるか否かは自分次第だと言えます。

この曲では、後悔に苛まれて涙に暮れていた過去と決別し、新しい一歩を踏み出した素敵な女性が描かれていましたね。

取り戻せない失敗はないのだと教えてくれる素敵な曲「笑顔の行方」をご紹介しました。

恋の始まりは愛の予感！

「The signs of LOVE」は誰かを愛し続ける自信をくれる曲です。

10000回失敗しても10001回めに成功すれば、積もりに積もった失敗は意味のあるものになります。

「何度でも」はくじけない強さを教えてくれる名曲です。