愛した人 歩んだ道
何もかも全部間違いじゃない
出典: BORDERLESS/作詞:福永浩平 作曲:福永浩平,蔦谷好位置
時には自分のことを否定してしまいそうになることもあります。
あの時こうしていれば、あの時ああしていれば。
ずっと4人のメンバーで続けられたのかもしれない。
しかし、現実は違います。失った時は取り戻せません。
あくまでも前を向いて、歩いていくしかないのです。
大切なのは自分を肯定すること。
「全て間違いじゃないんだ。受け入れていこう」
この歌詞にはそういった想いが込められています。
きっと明るい未来に辿り着ける
誰も止められない
名もなき僕らの声を
刻み込む今を
We go
出典: BORDERLESS/作詞:福永浩平 作曲:福永浩平,蔦谷好位置
痛み、苦しみ、不安を乗り越えた雨のパレードは誰にも止められないでしょう。
そういった経験がまた彼らを強くしています。
「止まらない」ではなく「止められない」ということは、自分たちですら止めることが出来ないということです。
前に進み続ける姿勢、そして3人体制となった雨のパレードの団結力、強い絆を感じます。
そして、止めることすら出来ずに雨のパレード自身も知らない高みを目指せると信じています。
今を刻み込む
僕らみんなで
名もなき僕らの声を
刻み込む今を
We go
出典: BORDERLESS/作詞:福永浩平 作曲:福永浩平,蔦谷好位置
名もなき僕ら、つまり4人体制でなく、メンバーの脱退を経た3人体制の雨のパレードのことです。
4人体制の時と違い、3人で活動していくというファンもスタッフもメンバーでさえ知らない「名もなき僕ら」。
そんな僕らが未知の世界へ自分たちの声を、そして今を刻み込むという決意の証です。
「I」ではありません。1人でなく、メンバー全員で刻み込むという強い意思を感じます。
意味を持たせてくれる何か
この先にはきっと
まだ見たこともない モノに溢れていて
今までのこと全てに
意味を持たせてくれる 何かが待ってるからさ
見せてやれよ
出典: BORDERLESS/作詞:福永浩平 作曲:福永浩平,蔦谷好位置
この歌詞は雨のパレード自身に、未来の自分たちの姿を言い聞かせています。
自分たちは、これからも未知のものに出会える可能性があるという期待。
それがメンバーの脱退を含め、今までのことに意味を持たせてくれるのです。
今の辛く苦しい想いがあるからこそ、まだ見たこともない新しいものに出会えるといっています。
また、最後の言葉には、今までの経験を糧に乗り越える自分たちの強さを見せてやろう。
そんな強い決意、想いを感じますね。
この歌詞の中に、決して後ろ向きの言葉は使われていません。
あくまでもポジティブに前だけを見据えています。
自分を信じて、今を掴み取れ
雨のパレードが信じているのは自分です。
他の誰でもありません。
辛い過去、苦しい現実は自分の力でしか乗り越えることは出来ないのです。