[Alexandros]「SNOW SOUND」とは
[Alexandros]の「SNOW SOUND」は2017年2月に「SNOW SOUND / 今まで君が泣いた分取り戻そう」として発売された通算14枚目のシングルです。
若者に人気の旬のアーティストが選ばれる、JR東日本のスキー旅行のキャンペーン「JR SKISKI」のキャンペーンソングとしても起用されました。
[Alexandros]のライブ情報
そんな若者に人気の[Alexandros]の最新ライブ情報をお伝えします。
2017年12月ZEPPのOSAKA BAYSIDE、NAGOYA、TOKYOの三箇所を回る、「Tour 2017 “NO MEANING”」が開催されます。
なお、公演の日程は、大阪は12月4日(月)・5日(火)、名古屋は12月11日(月)・12日(火)、東京は12月19日(火)・20日(水)です。
公式サイトのリンクを載せておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
「SNOW SOUND」の歌詞解釈
「あなたに出逢うまでは」僕の心は冷え切っていた
泣きあかした 季節が去って
僕は大人になっていた
冷たい風が よく馴染んでいた
あなたに出逢うまでは
出典: SNOW SOUND/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
何か悲しいことがあって「泣きあかした」時期が過ぎて、「僕」は「大人になっていた」という歌詞。
ここで、「大人になっていた」という歌詞は一人でも平気になった、「泣きあかした季節」の原因となる以上のことがなければ何があっても平然としていられるようになったという感じでしょう。
なぜなら、「冷たい風」に吹かれ続けているような孤独に「よく馴染んでいた」という歌詞が続いているからです。
「あなた」という大切な存在と「出逢う」までは、「冷たい風」が馴染んでいると感じるほど、「僕」の心は冷え切っていたのです。
では、「あなた」と出会う前「僕」に何があったのでしょうか。
また、「あなた」とはどんな人だったのでしょう。
続きの歌詞を解釈し、その謎を探って行きましょう。
雪のように冷たく、「無関心なふりして生きてきた」
Oh maybe, I'm pretending
無関心なふりして 生きてきた僕を
あなたは溶かした
出典: SNOW SOUND/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
“Oh maybe, I'm pretending”は多分僕はふりをしているんだと訳すことができます。
何のふりかというと、そのあとに出てくる歌詞の「無関心なふり」ですね。雪のように冷たく、「無関心なふりして生きてきた」「僕」の心を「あなた」は暖かい心で「溶かした」という歌詞。
「あなた」と出会ってからは「あなた」がいない時に吹く、「冷たい風」をちゃんと冷たい、寂しいと感じられるようになったのでしょう。
恋をすると会える時間の幸せと、会えない時間の寂しさどちらも手に入れることになり、そのことを冬らしい描写で表現している素晴らしい歌詞ですね。
街を「あどけない雪」が包む日
白い街 の片隅で僕等は出逢う
まだまだあどけない雪が
やわらかく包んでいく
あふれた言葉が胸に届く
まだまだ溶けないで、と
雪を眺めていた
出典: SNOW SOUND/作詞:川上洋平 作曲:川上洋平
雪の積もった街の片隅で「僕」と「あなた」は出逢います。
「あどけない雪」とは穢れのない真っ白な雪のことでしょう。
柔らかく、白い雪が少しずつ積もっていく様子が描かれています。
そんな景色を見て、冷え切っていたはずの僕の心に浮かんだのは「まだまだ溶けないで」という子供のように純粋な願い。
「僕」の心も雪に包まれて冷え切ったように見えていただけで、本当は子供のように「あどけない」ままだったのです。