夏なんて ファーッ Oh Yeah 夏なんてマジでいらねぇっすわ
あー めんどくせぇわ それどころじゃねぇっすわ
夏なんて ファーッ Oh Yeah 夏なんてマジでいらねぇっすわ
非リア充に捧げよう 3,2,1 チェック
出典: 夏なんて/作詞:SHIROSE・GASHIMA・NIKKI 作曲:SHIROSE・ヒロイズム
恋に遊びにうつつを抜かすサマーシーズン。そんなもの俺にはただの暑いだけの季節に過ぎない。
「こっちはバイトしたり部活したりで大忙し。何も考えず遊んでいるだけのリア充達とは違うんだぜ。別に羨ましくもなんともない!」
このパートでは、そんな強がりとも思える声が聞こえてくるようです。
GASHIMAパート
始まったSummer days どいつもこいつもしゃらくせぇ
みんながチャラついて ノンキにヘラヘラ笑ってる
焼けたその肌、健康的? バカか?
10年後にゃお前ら全員シミ、シワだらけのクソババア
おい、リア充 これが真のSummer tune
アホ共が夏の主役? 聞いとけセレブの美学
肌焼きたくない 汗かきたくない 花火見たくない これがB-Boy Style
出典: 夏なんて/作詞:SHIROSE・GASHIMA・NIKKI 作曲:SHIROSE・ヒロイズム
到来した夏の季節。周りは遊びの計画や過ごし方で大盛り上がり、そんな空気にもはや呆れの声すら出ないぜ。
「海行ったら泳ぎまくるぜ」、「こんがり肌を焼いて黒くなりたい」だの、嫌でも聞こえてくるリア充達の話題。
本気で言ってんのか?肌を焼く?そんなことしたらお前らは将来シミやシワだらけの姿になるなんだぜ?
そんなものが世間では“夏の正しい過ごし方”として浸透しているのが気に入らない。
セレブの姿を見て学べリア充共!
彼らは肌も焼かないし汗をかくことすら避ける。花火なんて見やしないし家で優雅に過ごしてるんだ。
NIKKIパート
だけどBack in the days 今も忘れない
ずっとEveryday&Night 遊んだYou&I
あの団地のSunset 背伸びして踏み出したOne step
いつもお決まりのワンフレーズで、爆笑しすぎて酸欠
出典: 夏なんて/作詞:SHIROSE・GASHIMA・NIKKI 作曲:SHIROSE・ヒロイズム
非リア街道を突き進む毎日だけど、夏に浮かれていた幼い頃をふと思い出す。朝も昼も夜も、気心知れた友人達と毎日のように遊び尽くした輝かしい日々のことを。
日没だろうと関係なく、遊び場だった集合住宅で友人とくだらない話題で笑い合った遠い昔の記憶。
あの頃の俺ら救いようのないバカばっか
一生遊んでたいとか本気で言っちゃう、浅はか
そんな仲間が今では立派なパパ、ママ 必死に働くみんなに鼻高々
なら俺だって負けちゃいられない 大人になったってずっと変わらない
十年後、あの場所でみんなで笑ってたい それ以外は必要ない 夏もいらない
出典: 夏なんて/作詞:SHIROSE・GASHIMA・NIKKI 作曲:SHIROSE・ヒロイズム
子供だった頃は、何も深く考えずにただ楽しい日々を過ごせると思っていた。
野球やプール、鬼ごっこ。遊びに一生懸命だったけれど、こんな毎日はいつか終わりが来る。そんなことはこれっぽっちも考えていなかった。
そして大人になった現在。そんなバカみたいに盛り上がっていた連中もすっかり立派な父親母親になって、家庭のために必死に働くようになってしまった。
俺は一人ぼっちになってしまったけど、敗北感なんて全然感じちゃいないぜ。
Cメロ
日焼け止めぬる必要もない バーゲンに行く必要もない
仕事、学校、部活に家事に育児 硬派な俺は一人
DVDとコンビニだけ
Yo 深夜のコンビニ前でParty upしようぜ 夏なんてほっといてさわげ
夏なんて…
出典: 夏なんて/作詞:SHIROSE・GASHIMA・NIKKI 作曲:SHIROSE・ヒロイズム
相変わらずクーラーの効いた部屋でのんびり過ごす日々。身体に日焼け止めを塗ることも、夏限定のバーゲンセールに向かうこともない。
世の中を見渡すと、誰もが仕事や学校や家事などで大忙し。
でも俺の場合、外出はDVDのレンタルにコンビニの買い物だけ。
そんなせわしない夏のことなんて忘れて、皆も俺みたいなサマーライフを満喫しようぜ。
…という具合に、孤独を愛する人物の生き様を描いてみました。この後はサビを繰り返す形となります。
長々と書き連ねてきましたが、最後の「夏なんて…」という部分に、一人でいることの虚しさや切なさが現れているように感じました。
何だかんだ虚勢を張っても、結局は友人や恋人、家族と幸せに夏を楽しむ光景がちらつき、羨望の気持ちを消し切れていない。
一人でいるということは、行動の自由度が高いし傷つかずに済むけれど、寂しいという感情がどうしても付きまとってしまう。
せっかくの夏なんだから誰かと楽しい思い出をつくりたい。それができないのが非リア充の悲しい性なんですけどね…。
まとめ
いかがでしたか?夏でも孤独にインドアに徹する非リア充の姿を歌ったWHITE JAMの「夏なんて」。
少しネガティブに感じる歌詞、そしてアップテンポで爽やかなサウンドとのギャップが、本作の一番の魅力だと個人的に思えました。
今はまだ梅雨真っ直中でジメジメしていますが、皆さんも是非この曲を聴いて、気分だけでも夏を先取りしてみませんか?
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