『EGOIST(デウスのテーマ)]はアニメ「未来日記」のインスパイア曲

「EGOIST(Theme of Deus)/妖精帝國」はアニメ◯◯からインスパイアされた1曲!の画像

予言された未来は「死」

EGOIST」は、アニメ「未来日記」をインスパイアした曲であり、曲名にあるも、未来日記に登場する「デウス・エクス・マキナ」の事を指しています。

「未来日記」は、サバイバル・サスペンス系の作品です。

穏やかな内容ではなく、異変に巻き込まれた上で生き抜く道を探すようなドキドキ感の強い傾向の作品です。

簡易的なストーリーとしては、題名の通り未来に起こる事を予測出来る日記を、自分の妄想における神「デウス」から受け取ります。

日記を受け取ったのは、内気で周囲を観察するのが趣味という「天野雪輝」。

最初は空想の産物程度にしか思っていませんでしたが、日記の予測が当たり続けることで、次第に本当に未来を予測している日記だと認識してしまうのです。

未来の事が知れる日記が手に入れば、それは大概「人生勝ち組だ!」と歓喜して日記を全力で利用するでしょう。

天野雪輝も同じく、未来日記を手にしたことで満喫ライフを送るも、世の中そう甘くはありませんね。

日記にはなんと「DEAD END」の文字、天野雪輝が死ぬ未来を予測されてしまったのです。

そして、死ぬことは本当だと語るヤンデレ代表のクラスメイト「我妻由乃」。

天野雪輝は抵抗できないまま、デウスによる「殺人ゲーム」に巻き込まれてしまったのです。

『EGOIST(デウスのテーマ)』の歌詞を紹介

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人は歴史を繰り返す

人は神代の昔造られ
未だ贖(あがなえ)ぬ罪を宿して

出典: EGOIST/作詞:ゆい(妖精帝國) 作曲:橘尭葉

人は神が実在していた時代、「神代」の頃より世界に造り出された存在です。

神を創り出したのが人であれば、人を造り出したのは世界。

人には万人全てに対して、強弱はあれども罪を持っています。人として生まれた時、胎児の頃よりすでに罪を背負っているのです。

命の略奪、技術の革新、自然崩壊など、人である以上避けては通れない道を進むからこそ、人は生まれ持った罪があるんです。

天地創造 万物流転
全知全能 生殺与奪

出典: EGOIST/作詞:ゆい(妖精帝國) 作曲:橘尭葉

如何にも厨二臭溢れる歌詞ですね。

妖精帝國は厨二方面に突き抜けてるから好きです。

天地創造や全知全能は神寄りの視点、万物流転と生殺与奪は人間寄りの視点でしょう。

縋り付いて涙流して庇護を求めて罪を悔いても
差し伸べた慈悲にも気がつかない
愚かなるEGOIST

出典: EGOIST/作詞:ゆい(妖精帝國) 作曲:橘尭葉

悲しみの中に落ちすぎてしまい、かすかな光が差している事にさえ気づかないのです。

現実世界においても、どん底の落ち目となると抜け出す道は幾らでもあるのに、人はそこに向かえない。

0か1、幸せか不幸かで判断してしまうが故に、人は愚かな歴史を繰り返してしまうのです。

目が眩んで欲に塗(まみ)れて策に溺れて絶望しても
自分を慰めるしかできない
憐れなるEGOIST

出典: EGOIST/作詞:ゆい(妖精帝國) 作曲:橘尭葉

人は自らの利益のみ追求するEGOISTです。

誰かの為、善意と謳っても、結局は自分を幸福で満たしたいが為の我欲に他なりません。

そんな人間が、絶望し自分に損しかない状態に陥ってしまえば、他者に気を配る余裕もなく、自分を慰めるだけが精々となってしまうのです。

慰めたいがために、人は再び歴史を繰り返し、繰り返された歴史によって別の誰かが慰めを求める。

人類は皆EGOIST、自らの幸福を求めて死の歴史を繰り返す罪人。

罪を受け入れながらも、救われ幸福に満たされる光を探し彷徨う、不自由な生き物なんです。

「妖精帝國」とは?

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厨二を感じたいなら妖精帝國

妖精帝國というユニットは、妖精を信じなくなった人間の心を復興するため、立ち上げられた妖精+人間4人の楽隊。

音楽ジャンルとしてはヘヴィメタルです。

ライブという名の式典では基本的に「サイリウム・ヲタ芸」を禁止しており、「ヘドバン、エアギター、拳」を推奨しています。

ヘヴィメタでサイリウムやヲタ芸をするのは、一部を除いて合わないので基本は拳とヘドバンですね。

ヘドバンはやりすぎると鼻血が出るのでご注意を。

当の本人が語っているので、「頭振ればいいんだろ!」と調子乗ってると奴らは遠慮なく出てきますので・・・

歌詞や曲は、厨二感満載で妖精を信じていない系人間は最初理解するのに苦労するかと思われます。

メンバーの一人に全国2位のギターピロリスト「紫煉」が曹長として君臨しておりましたが、腕の療養のため脱退されました。

しかし、音楽活動は続けており、DAIGOfesではUnluckyMorpheusにてスクリームを存分にかましてくれました。

妖精帝國による式典の最前線では、モッシュとヘドバンのなので、知らずに最前線を取るともれなく押し潰されます。

ですので、押し潰されたくない場合は後方区域に位置しておいた方が無難ですね。

思う存分メタルを感じたいという方は最前線にいけばハッピーになれます。

最後に