この部分からは卒業を前にした西野七瀬がメンバーに何かを伝えたいと思っていることを感じられます。
『話しておきたい』という表現からそれを感じ取れそうです。
また、最初の1行を見るとそのメッセージはだいぶ前から伝えたいと思っていたことが理解できるかもしれません。
「伝えたいのに伝えられない」、「切り出すタイミングがわからない」という葛藤と戦ったことがある人もいるでしょう。
そんな人はこの部分で歌われている心境を理解しやすいと感じているかもしれませんね。
節目の時だからこそ伝えたい想いというものもあるでしょう。
詳しい内容についてはここでは述べられていません。
そのため、その想いやメッセージが何かは聴く人の想像に委ねられている部分です。
あなたなりの感じ方でこの部分を楽しむことをオススメします。
将来への明るい希望を感じられる部分
つづく
終わりじゃないよ そばにいなくても
そういつも思ってる
つづく
僕達の未来は あの日見た夢の
待ち合わせ また会おう
出典: つづく/作詞:秋元康 作曲:不明
このパートで最初に見ていく表現は『終わりじゃない』というものです。
先程も見てきた通り西野七瀬は乃木坂46を卒業し、メンバーとの関係が終わるかのように感じられます。
しかし、卒業したとはいえそこで経験したさまざまな思い出やメンバーとの絆は消えることはないでしょう。
だからこそこのように表現できるのかもしれません。
「そばにいなくても想いはどこかでつながっている」、そんな感覚を垣間見られます。
さらに、その次の部分から未来への希望を感じ取ることができるかもしれません。
「あの日見た夢」がどんなものかは述べられていないためわかりません。
とはいえ、その夢が未来への明るい希望を実感するための助けになっていると考えられます。
希望に満ち溢れて次のステージに進む様子を想像しながらこの部分を聞いてみてください。
そうするとこの曲に感情移入することができるでしょう。
別れの辛さと勇気の戦い
永遠の別れなら泣いてもいいけど
溢れそうな涙に歯を食いしばる
頑張れ 頑張れ 負けるな自分
後ろ振り返らないで 歩きだそう
出典: つづく/作詞:秋元康 作曲:不明
まずは最初の1行に注目してみましょう。注目したいワードは『別れ』というものです。
前の部分も合わせてみるとこの別れは永遠の別れではないようです。
そのため泣く理由はないといっています。
しかしその次の部分では『溢れそうな涙』という表現があり、一見すると矛盾しているように感じられるかもしれません。
ここを簡単にまとめると「泣く理由はないけれどなかなかそうできない」状況といえるでしょう。
寂しさや悲しさに負けそうになるけれど頑張って新たな歩みを始めようとする姿を想像しながら聞いてみてください。
さらに、後ろを振り返ると後にしてきたものを思い出して再び悲しさや寂しさがこみ上げてくるかもしれません。
だからこそ前を見て進み続けなければならないといえるでしょう。
目標に焦点を合わせる大切さを教えてくれているように感じられます。
歩み続ければ目標の達成は近づく
明日
今日よりもっと そらは晴れるよ
いい日だと信じてる
明日
僕達は少し 夢に近づいて
ふと気づく 幸せだ
出典: つづく/作詞:秋元康 作曲:不明
この部分の最初の2行に注目していきましょう。
そこから「明日への希望」を垣間見られるかもしれません。
「いい日になる」ではなく「いい日だと信じている」と表現されていることからも強い確信を持っていることがわかります。
明日はもっとよくなると信じているからこそ今日も頑張り続けたいという決意も同時に感じられる部分です。
実際にどうなるかはわかりませんが、このような精神態度を保つことは大切だといえるでしょう。
さらに後半部分では「少し夢に近づいて」という表現が気になります。
夢(つまり目標)を実現するために努力し続けるからこそ徐々に近づいていくといえるでしょう。
ここから努力する大切さ、諦めない心を持たなければならないこと、目標が近づいたと実感することの大切さを理解することができます。
この曲を聴いている人の中には何らかの目標に向かって努力している人もいるでしょう。
そんな人にとってはこの曲がエールソングのように聞こえるかもしれません。
諦めない心を持ってぜひ、努力し続けてください。
公開されたMVは必見♪
続いて公開された「つづく」のMVにも少し注目してみましょう。
舞台は10年後
MVの舞台は10年後の世界です。
西野七瀬に子供ができてごく普通の生活を送っている姿が映し出されています。
明るく穏やかな雰囲気になっているため、歌詞の意味を考えながらじっくり聴くことができるでしょう。
ところどころで流れる回想シーンは必見
MVの中ではところどころでライブのシーンや乃木坂46のメンバーとともにいるシーンが登場します。
いわゆる回想シーンですが、これは過去の思い出を思い出している場面なのかもしれません。
10年経っても乃木坂46として活動した思い出を忘れることはできないでしょう。
ふとした瞬間にそれを思い出すのかもしれません。そんなことを考えながら聴いてみてください。
この回想シーンは先程もチェックした以下の歌詞を端的に表現していると感じられます。