Spell On Meという恋曲がすごい
SHE’Sは2011年に結成された男性4人組のオルタナティヴ・ロックバンドです。
【Spell On Me】は水ドラ25「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」のために書き下ろされた楽曲です。
エンディングテーマ曲として放送されました。
ドラマは主人公のなかなか上手くいかなかった恋愛が一人の男性との出会いで変わっていく様子が描かれています。
出逢ったことで世界が違って見えてくるような感覚は恋をする誰もが共感出来るでしょう。
【Spell On Me】の意味
「cast a spell on」は「魅了する・まじない」という意味があります。
タイトルの【Spell On Me】は「魔法にかけられて」という意味にも読み取れるでしょう。
恋をするとその相手にしか見えなくなる魔法にかかります。
夢中になって、相手の全てが愛おしく思えて、世界がキラキラしだすのです。
僕は君に出逢って、君のことしか見えない魔法にかかったのです。
MVの世界観
小さな映画館で働く男性が、映画を見に来ている女性に恋をする様子が描かれています。
最初は見ているだけなのですが、些細なきっかけと少しの勇気から会話をするようになります。
恋の始まりはドキドキして、何てことないよく通る道さえもキラキラして見えるものです。
だんだん頭の中は君でいっぱいになっていく、甘くてもどかしくて切ない様子が読み取れるでしょう。
ラストシーンでは男性は何と伝えているのかも気になるポイントです。
出逢えたことで全てが始まる
恋と出会って
空っぽではない でも何か探してる
たった一つのピースが手に入らない
出典: Spell On Me/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬
特に不満もない、充実している様子が窺えるフレーズから始まります。
好きな事を仕事にしたり、夢に向かって頑張ったりする日々は忙しさも楽しく感じられるものです。
心が満たされていると特に思い悩むことなどもあまり多くは無くなるでしょう。
そんな充実した日々の中にふと虚無感を感じることがあるのかもしれません。
何か足りない気がする・・・その何かこそ“恋”なのでしょう。
恋をしている時間は何にも代わりが利かない特別な時間です。
恋人がほしいとかではなく、恋のキラキラした感覚を求めています。
でもそれはふとした瞬間に突然出会える感覚であり、探して見つかるものではありません。
あの日あの時の偶然が重なって出会える感情だからこそ特別なものなのです。
君を想う
もし隣にいられたのなら
僕は僕の全てをきっと捧げるよ
出典: Spell On Me/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬
恋をすると世界が突然パッと明るくなります。
好きな人が出来ると遠くから眺めるだけの時間さえ愛おしく感じられるものです。
遠くで他の誰かと笑い合ってる姿や何かに夢中になっている姿はずっと見ていられるでしょう。
もし、その笑顔を僕に向けてくれるのならそれほど幸せな事はありません。
隣に来てくれることがあるならば、その時は僕の何を犠牲にしても君のためにありたいと思う様になります。
そこまで想える相手と出会えたことが読み取れます。
恋の魔法にかけられて
気付かされる
君に出逢えて初めて
抱く気持ちばかりで
これまでを忘れてしまう
魔法みたいなんだ
出典: Spell On Me/作詞:井上竜馬 作曲:井上竜馬