再び同じ歌詞がきますが、3番の歌詞に一番寄り添っているように感じます。

センチメンタルな現在進行形の想いがさらに想い出を切ないものに変えていきます。

1人だけで過ごす夏の日に(夏の日あの時 思い出す場面)
振り返るとき
来るだけで また思い出してく 夏の日 物語
また 増えてゆくだけ

出典: 夏の思い出/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

思い出せば思い出すほどに楽しかった思い出は強く心に突き刺さってくるものです。

それが1人で過ごす夏であればあるほど強くなります。

センチメンタルな思い出を歌うケツメイシ「夏の思い出」の歌詞を紐解くの画像

夏の思い出 手をつないで 歩いた海岸線
車へ乗り込んで 向かったあの夏の日
なんて思い出して 感じるこの季節が
来るたび思い出してる 思い出せる

出典: 夏の思い出/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

さらに畳み掛けるかのようにサビを繰り返します。

終わりはかない 夏は待たない
だが夏へのこの思いはやまない
辛すぎる暑さ 思い出すはずさ
遥か いやまた待ったら夏だ
夏から秋って だったら何?
夏物語りを待つものばかり
思い出せる? 思いかげる間もなく
俺らまた夏に会える

出典: 夏の思い出/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ

時間は待ってくれません。誰にでも平等に過ぎ去っていくものです。

夏が終わったと思えば、あっという間にまた夏がやってきてしまうものです。

暑くなれば思い出してしまうのも仕方がありません。

過ぎれば過ぎるほど想いは色濃くなっていきますが、また来る夏に対してセンチメンタルになるだけでなく、また新しい夏を感じ思い出を作っていこうという決意が感じ取れるような締めくくりになっています。

さいごに

センチメンタルな思い出を歌うケツメイシ「夏の思い出」の歌詞を紐解くの画像

それぞれの単語から非常に明確に情景や気持ちが浮かび上がってくるように感じます。

これはラップならではの言葉の多さで、情報量が多い分、届けられる情報も増えるわけです。

しかし、歌い方によっては何を言っているのか伝わらなくなってしまいます。

しっかりと意味が通るように位置づけ、確実な発音で歌に乗せていくのはさすがです。

あなたにも忘れられない夏の思い出があるのではないでしょうか。それは恋愛でもそうでなくても構いません。

大切な思い出とともにこの曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

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