Acid Black Cherryって?
Janne Da Arcのヴォーカリストyasuのソロプロジェクトとして2007年始動。 通称ABC
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Acid_Black_Cherry
ソロプロジェクトなのに、バンド体制な「Acid Black Cherry」ですが、サポートメンバーなどは全てVo.yasuが決めているそう。
私も、「Acid Black Cherry」、友人の勧めで何度も聴いてるんですが、良いですよね♪
ちなみに、私は「シャングリラ」が一番好きですw
でも、今回はそんな「Acid Black Cherry」の「ジグソー」についてです。
ジグソー/Acid Black Cherryについて
「ジグソー」は、Acid Black Cherryの6枚目のシングルのタイトル曲として収録されています。
また、先にできていたのは英語版の方で、シングル化される時に日本語詞を書き足したとされています。
この曲が、サイコスリラー映画の「SAW」に出てくるジグソウというキャラを彷彿とさせる歌詞だと言われています。
確かに、私も「SAWシリーズ」は3くらいまで観ましたが、なんとなく歌詞を見てみると、ちょっとジグソウっぽいですねw
何かのインタビューでも、「“SAWのジグソウ”を意識した」と答えているみたいです。
では、「SAWのジグソウ」とは、どういう人なのでしょうか。
SAWのジグソウ
「ゲーム」と称した儀式を行う殺人鬼。人間心理を巧妙に読み取る術に長けており、二重三重にも計算されたトラップを用意し、これまで数十人以上の犠牲者を出している。ただし、必ず生き残れる手段が作られており、殺人そのものが目的ではない
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ジグソウ
と、まぁ、ジグソウには信念があり、それに基いた「ゲーム」を行うんですね。
殺す事が目的な訳ではないんです。
「ゲーム」に勝てば、生き残れる。負ければ…。
そういう映画が「SAWシリーズ」です。
私は、あまりにリアルな作品で、苦手だな…と感じ始めて4作目からは観てないのですが…。
今回の「ジグソー/Acid Black Cherry」は1作目のジグソウの事を歌っているようなので、あくまでも1作目の話を簡単に説明しようと思います。
「ゲーム」とは?
ゲームの目的は、被験者に生きる意味を見出させること、あるいはジグソウの指摘する自身の業を治すことであり、殺人そのものではない。そのため、個人的動機や私怨はなく、快楽殺人といった嗜好もない。ゆえに選ばれる被害者は、命を大切にしない者や犯罪に手を染める者、あるいは裁かれることは無いが社会的・倫理的に悪である者(異性間の問題等)が多い。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ジグソウ
1作目は、低予算で作られているにも関わらず、ものすごく良くできた映画だったと言われており、私も実際そう思います。
ジグソウは「自分を助けることができるのは自分」という持論を持っていて、決め台詞でもある「Make your choice(選択は君次第だ)」からも「(生死を)選ぶのは自分」という事が分かるでしょう。
【ジグソー/Acid Black Cherry】の歌詞は?
ではここで、【ジグソー/Acid Black Cherry】の歌詞について、紹介していきましょう。
ジグソウとジグソー、どこまで似ているのでしょうか?
命の重さを考えるキッカケに?
人間は欲深く何も犠牲にせずに
与えもしないくせに必要以上を欲しがる
人間は罪深く正義を気まぐれに愛し
他人を恨んでも自分を恨みはしない
恵まれた人生なのに自ら生きる事を破棄し
安い血で同情を買いなぜ死を躊躇う?
まだ命さえも知らない子供が子供を腹み
悪戯に命を奪いなぜ生きていられる?
出典: ジグソー/作詞:林保徳 作曲:林保徳
Acid Black Cherryの「ジグソー」の冒頭で描写されているのは、人間の業の深さについてでしょうか。
こういう部分、自分にもあるなって思いますよね。
恵まれた人生という部分、何を基準に言っているのか分からないし、賛否両論ありそうですが、「命の重さ」を歌っているようにも感じます。
対して、SAWの「ジグソウ」がどういう条件でタ―ゲット(被験者)を選出しているのか、見てみましょう。