μ’sの想いをのせたファイナルシングル

【MOMENT RING/μ's】歌詞を解説!無謀な夢から始まった物語とは?泣ける歌詞が話題に!の画像

「MOMENT RING」は「ラブライブ!」に登場するスクールアイドル「μ’s」の7番目のシングル

シリーズの区切りとなる作品となっていて、本作で「μ’s」の最後のシングルとなりました。

オリコンでも自己最高位となる売り上げを記録し、まさに有終の美を飾る作品となっています!

軽快で楽しそうな曲調とは裏腹に、歌詞思い出の詰まったメッセージで感動したファンも続出したとか。

伝説の始まりとなった「μ‘s」の集大成です。

「μ’s」が登場する「ラブライブ!」とは?

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「ラブライブ!」とは、ある学校で活動するスクールアイドルの成長物語。

アニメだけでなく、「MOMENT RING」のようなCDやゲームもリリースされています。

メディアミックス作品として世界観を広げている人気シリーズとなっている作品の一つです。

無謀な夢から奇跡の物語へ

「MOMENT RING」は各パートをキャラクター(の声優さん)が分かれて歌っている曲です。

ここでは分かりやすくするため、声優さんではなくキャラクターの名前を表記しています。

これまでの道のりを振り返って

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(穂乃果)聞いてよ いまの気持ちは
…そうだなそうだな語りきれない

(ことり)出会いからこれまでのことって

(海未)長いようで短かったね

出典: MOMENT RING/作詞:畑亜貴 作曲:高田暁

出だしのソロは「μ’s」を立ち上げた2年生の3人が歌います。

「μ’s」発足から夢を叶えたラストまで、改めて振り返った時の心情なのでしょう。

それにしても、誰と誰が出会ったのかが気になるところです。

「ラブライブ!」という作品とファンとの出会いという節も考えられそうですが…。

もっと歌詞を見ていけば、「MOMENT RING」が誰に向けた歌詞なのかが分かるかもしれませんね!

皆で夢を叶えることができた

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(花陽)僕らが一緒に見た 光は銀河の海みたいだ

(真姫)ね?

(凛)心がときめいた

(花陽・真姫)Fantastic moment

(真姫)叶えたい願いが物語を

(凛)招く

(にこ)叶う時がきたのさ

(絵里)みんなの声が翼をくれたから

(希)飛べたんだ

(全員)飛べたんだ

出典: MOMENT RING/作詞:畑亜貴 作曲:高田暁

続いて、穂乃果たちの熱意に感化されて一緒に夢を追いかけた1年生と3年生中心のパートです。

最初は1年生の花陽・真姫・凛から。

1行目の花陽のパートはラップ調です。

この部分が、「MOMENT RING」のテーマを語っているのではないでしょうか?

「光」とはステージから見たライブの会場のことを言っているように思えます。

ファンが持っている数々のペンライトがそのように見えるのでしょう。

だとしたら、この歌詞はファンに向けたものではないように感じられます。

何故なら、ファンはその「光」を見ることはできないから。

続いて7行目から3年生のにこ・絵里・希のパートに入ります。

「μ’s」はたくさんの応援をもらって成功を収めました。

どんなアイドルだってそうですが、メンバーの努力だけではここまで来ることはまずできません。

8、9行目は多くのファンからもらったものを例えているように捉えることができます。

次のステージへ

無謀な夢から始まって
奇跡のようにすべてが繋がって
どうなるんだろう?
ドキドキで毎日が冒険だったよいつも
これからはもっとよろしくね
だって離れたりできるはずないんだよ
思い出だけじゃないからね
あたらしい夢が生まれてくると 僕たちは知ってるよ

出典: MOMENT RING/作詞:畑亜貴 作曲:高田暁

1番目のサビは全員で歌います。

作中でも穂乃果たちは、自分の学校を存続させるためにアイドルグループを結成させます。

それは無名だった彼女らにとってはとんでもなく大きな目標だったでしょう。

それが1行目の歌詞なのではないでしょうか。

その後「μ’s」はスクールアイドルの頂点にまで駆け上がります。

それは実に奇跡の物語といっても過言ではありません!

きっと彼女たちは、本当にどこまでいけるかワクワクとハラハラでいっぱいだったことでしょう。

ここでも5行目以降から少し不可思議な歌詞が続きます。

まるでこれからも「μ’s」を続けていくかのような言い方なのです。

この「MOMENT RING」で「μ’s」の活動は一旦終わりを迎える筈なのに…。

ゲームでメンバーが登場してはいますが、「μ’s」そのものが復活するということではありません。

聞いた人は違和感を覚えた人も多いかもしれませんね。

このあたりの考察は、歌詞をすべて見た上で考えてみましょう。