赤ん坊は自分に似ているように見える

She told my baby we'd danced 'til three,
Then she looked at me
Then showed a photo my baby cried
His eyes were like mine(oh, no!)
'Cause we'd danced on the floor in the round, baby

出典: Billie Jean/作詞:MICHAEL JACKSON 作曲:MICHAEL JACKSON

“彼女は「ベイビー私たち3時まで踊ったじゃない」という

そして彼女は僕を見るんだ

泣いている赤ん坊の写真を見せるんだ

彼の目は僕の目に似ている(そんなまさか!)

「だって私たちはフロアの円の中で踊ったじゃない、ベイビー」”

 

ただ夜中まで一緒に踊っただけなのに「あなたとの子供ができた」と詰め寄るビリー・ジーン。

子供の写真を見ると自分に似てようにも思えて、ショックを受ける主人公。

ちょっと自分でも信じかけているのでしょうか。

想像ですが、ビリー・ジーンがさも真実のように自信満々で主張するので、混乱しているのかもしれません。

美しいビリー・ジーンは嘘つきの天才なのか、病的に思い込みが激しいのか…

もし、著者が主人公の立場なら夢でうなされそうなやり取りです…! 

関係を持ったかははっきりしないが…

People always told me
Be careful of what you do
And don't go around
Breaking young girls' hearts
She came and stood right by me
Then the smell of sweet perfume
This happened much too soon
She called me to her room

出典: Billie Jean/作詞:MICHAEL JACKSON 作曲:MICHAEL JACKSON

“人々はいつも僕に言う

自分が何をするかに気をつけろと

人々はいつも僕に言った

自分がどんなことをするのか気をつけるようにと

そして若い女の子の心を傷つけて回るんじゃないって

彼女は僕の右側に行ってきて立っていた

そして甘い香水の匂いを香らせて

この出来事はすぐに起こった

彼女は僕を自分の部屋に誘った”

 

最後のフレーズが気になりますね。部屋に誘われた主人公はそのまま着いて行ったのかいかなかったのか…

いずれにしても主人公は軽い気持ちで一度だけの関係を持ったのでしょう。

もしかしたらビリー・ジーンの方は主人公のことを本気で好きだったのかもしれません。

ビリー・ジーンの目的ははっきりしませんが、主人公は心に大きなダメージを負ったことは確かです。

この後は同じような歌詞が続きますので、省略させていただきます。

マイケル・ジャクソンのおすすめ楽曲をご紹介

『Billie Jean』の魅力に浸ったところで、ここからはマイケル・ジャクソンのほかの楽曲をご紹介いたします。

名曲ぞろいのマイケルですが、その中でもおすすめ楽曲に注目です。

詳しく説明している記事があるので、気になった方は、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

Black or White

1991年にリリースされた、誰もが知っているような名曲です。

頭に残るメロディーと「Black or White」に込められたメッセージは時が経ってもなお人々の心を震わせます。

マイケル・ジャクソン楽曲にはグサッと刺さるフレーズが多く、どんな人にも響くのでしょう。

この楽曲は、人種の違いで争うことを憂うような意味が込められているといわれています。

この世界にはさまざまな人間がいるにもかかわらず、種類の違いで争うのは悲しい。

そのような意図も感じられる楽曲です。

この楽曲を聴いた人々には、人種差別について考えさせられた方もいるでしょう。

カッコよさの中に優しさや悲しみが込められた、ひと言では言い表せないような楽曲です。

Bad

1987年に発売された、マイケル・ジャクソンダンスナンバー。

イントロからキングオブポップに相応しいノリのよいサウンドが耳を刺激します。

Bad」とは直訳すると「悪い」という意味です。

しかしこの楽曲は、日本でいう「ちょい悪おやじ」のように「カッコいい」というようなニュアンスを含んでいます。

「俺は悪い奴」と直訳できる歌詞も、ニュアンスの違いで意味が変わってきます。

「人によって解釈が違う」というのも音楽の面白さだと感じられる楽曲です。

映像を観たあとで聴くのか、それともただ音楽だけを聴くのかでは、全く違う解釈になるでしょう。

そのような要素もマイケル・ジャクソンの楽曲の魅力だと思います。

どのような意味なのか気になる方は、下記になる記事を参考にしてみてください。

マイケルは本物の“ワル”?それともイケてる?一体どちらだと思いますか?マイケル・ジャクソンのヒット曲『Bad』の歌詞を和訳して独自考察してみました!実は約18分もあるMVについてもご紹介していますよ!

Beat It

最初から最後まで「カッコいい」が止まない人気曲「Beat It」。

この楽曲は1983年に発売されたアルバムThriller』に収録されています。

ロックとR&Bが混合したカッコいいダンスナンバーです。

この楽曲のダンスを踊ったという人も少なくないのではないでしょうか。

しかしカッコいいのはダンスやメロディーだけではありません。

この楽曲の歌詞には、とても深い意味が込められていたのです。

それは「非暴力」という思い。

この思いがどのような展開を生むのか、気になる真相はぜひ下記の記事をご覧ください。

日本語訳した歌詞と、詳しい内容を説明したいます。