この「あの日の蝶」から続く歌詞に気づいたファンもいるのではないでしょうか。

この歌詞の部分は初代デジモンアニメデジモンアドベンチャーの主題歌歌詞からきています。

デジモンシリーズの物語はどれも魅力的でしたが、全てのストーリーが初代から繋がっていません。

それでも繋がっていると思えるものはシリーズの主人公達を見ると分かります。

それは「勇気」です。

困難に一度立ち止まっても、最後は仲間と一緒に立ち向かっていく

彼らはそんな心を最初の主人公や仲間からもらった勇気を忘れずに駆け抜けていくのです

そこに涙は似合わないと思いませんか?

悲しいことでも、涙を拭いて歩んでいけると信じられる気がします。

世界の心

Connection start 世界のハートに火を灯して
君の願い消える その前に

出典: DiVE!!/作詞:宮田"レフティ"リョウ、天月-あまつき- 作曲:宮田"レフティ"リョウ

世界を救うという壮大さを追って知るデジモンのストーリー。

そんな彼らも孤独な闘いをしていたわけではありません。

世界の危機となった時は種族など関係なく力を合わせて阻止しようとします

それは世界が声を上げているかのように。

消えたくないと思う気持ちは誰の心にも抱く感情だと思います。

世界にもそんな気持ちがあるとしたら、それは願いにもなるのではないでしょうか?

誰かを失いたくない、居場所を失いたくない、そう思えるのは今生きているからです。

壮大なストーリーでもありますが、誰かの願いのストーリーなのかもしれません。

言葉でなく

“AI”just wanna DiVE into the future
共に行こう さあ
明日も今日も 僕たちの旅は続く
四の五の言ってたって絶対 何も変えられない
手を繋いで 君と描くnew world

出典: DiVE!!/作詞:宮田"レフティ"リョウ、天月-あまつき- 作曲:宮田"レフティ"リョウ

二番のサビ部分の歌詞です。

冒険の物語には葛藤は切り離せないものです。

そんな時に出来るかどうかと、口にする様子はどの冒険作品でも作中で描かれます。

結局やらねば変わらないのだからと立ち上がる姿を見ることはあるのではないでしょうか?

口で言っていても変わらない、やらなければきっと立ち止まったままとなるでしょう。

しかし、それでも一人でないから踏み出せる一歩があるのです。

あなたがもし迷っていた場合、その背中を押してくれる誰かがいるからいける。

そんな友情も沢山見られるのが、デジモン世界の醍醐味ではないでしょうか。

先が見えなくても

光の届かない深海(うみ)に眠る
答えを手に入れるその時まで
何度だってトライするよ
君もついて来てくれるよね?
どこまでも行こう まだ見ぬステージへ

出典: DiVE!!/作詞:宮田"レフティ"リョウ、天月-あまつき- 作曲:宮田"レフティ"リョウ

先の見えないことがあると不安になることもあるのではないでしょうか。

出来るまで何回も試してみるのはとても勇気がいることです。

その先に何があるかはきっと誰も分からない。

それでも、もしあなたのパートナーがついて来てくれるとしたら心強いと思いませんか?

一人では無理だと思っても、パートナーがいるからどこまでも突き進める

そんな気持ちになったら恐れるものなどないでしょう。

信頼できるパートナーがいれば普段以上の力を出せるはずです。

夢のあるデジモンの世界のように、新しいことを挑戦していこうと思いませんか?

歌詞に込められる思い

天月さんはデジモンファン

【DiVE!!/天月-あまつき-】デジモンユニバース主題歌の歌詞を徹底解説!あの日の勇気は続いていくの画像

ここまで歌詞の解説をしてきました。

歌詞を考えているにあたって、天月さんのデジモンへの愛もまた出ているのではないかと思います。

初代デジモンの主題歌の歌詞を組み合わせていたり見所が満載

天月さんはデジモンアドベンチャーのファンでゲームでもよく遊んでいたそうです。

そんな愛が溢れるからこそ、デジモンのオープニングも魅力的になるのではないでしょうか。

好きな物を手掛けることはとても嬉しいものだと思います。

あなたもそう思うことはないでしょうか?

仕事や趣味でも、好きな作品に携わると知った時は心躍るものです。

天月さんも、オープニングを歌えることに驚きながら嬉しく思っているようでした。

デジモンが好きだった人にとってはその気持ちは分かると思います

初代から変わらないもの

疾走感は初代から続いている