伝説の動画とは!?
まずは、この伝説の動画をご覧ください。
伝説の動画
こちらはKAT-TUN、Mステ出演時のものです。
ファンの間ではもはや伝説と化しているこちらの映像、貴重すぎやしませんか……!
TV番組動画ということで、いつ削除されるかも分からないこちらの映像。
早急に国の重要無形民族文化財に指定しておいた方がいいですね。(大真面目)
あまり大きな声では言えませんが、我々一般人の目に触れる場所にこの映像が有るのは非常に有難いことです。
音源としてのクオリティー自体も非常に高く、Mステという生放送ならではの生歌を存分に楽しむことが出来ます。
そして、メンバーの見た目が若い!めっちゃ若い!もちろん今でも十分若いんですけどね。笑
CDの音源よりも、より個々のメンバーらしさが顕著に表れているように思います。
CDの音源を聴きこんでいればいるほど、生歌はまた違って聞こえて新鮮ですね。
伝説たる所以
こちらの動画が伝説と言われているのは、その映像の貴重さやクオリティの高さによるものばかりではありません。
伝説と謳われているこの動画には、ファンの心を掴んで離さない壮大なエピソードがあるんです。
当初、MステでA面シングルの「WHITE」を披露する予定だったKAT-TUN。
しかし放送の直前に、日本は東日本大震災という未曽有の大災害に見舞われました。
そして急遽、被災地の人達への想いを込めてB面の「PERFECT」を披露することに決めたそうです。
彼らのプロ意識と誠意ある人柄が伝わる、とても心温まるエピソードですね。
力強く背中を押してくれるこの曲は、まさに応援ソングとして被災地の人の心にも寄り添ってくれたのではないでしょうか。
「PERFECT」当時のKAT-TUNのメンバー編成
赤西仁の脱退
KAT-TUNの「PERFECT」は、2011年5月18日にシングル「WHITE」のB面曲としてリリースされました。
KAT-TUNは現在までに3名の脱退を経ており、時期によってメンバーの数が異なります。
この「PERFECT」がリリースされたのは、赤西仁が居なくなったKAT-TUN5人体制の時期のことでした。
彼の脱退は、「PERFECT」がリリースされる前年の2010年。
半年以上が経過していたとはいえ、当時赤西仁の脱退がファンに与えた衝撃は非常に大きなものでした。
この曲は、特に彼の事を歌ったものではないかもしれません。
しかしながら、別れを彷彿とさせるこの曲を聴いて、思わず彼の事が脳裏をかすめたというファンも多いのではないでしょうか。
伝説の動画から振り返るKAT-TUN5人時代の良さ
メンバー脱退を繰り返したKAT-TUNは、それぞれの時代にその良さと味があります。
そんな中でも、5人体制はわたしが非常に好きな時代のうちの一つでもあります。
まず5人体制の良いところとして、立ち位置の格好良さというのが挙げられます。
亀梨和也をレッドとする戦隊モノみたいな感じに見えてきませんか……!?
センターがキリッとキマる、この上ないまとまりの良さ!
5人体制を上手く生かしたフォーメーションを組んだダンスとカメラワークで非常に魅せられますね。
田中聖と田口淳之介の存在
また、現在はKAT-TUNを脱退している田中聖と田口淳之介の姿も拝むことが出来ます。
特に田中聖はKAT-TUNのラップ担当だった為、彼の脱退前後では再現の仕方が変わる曲が多いです。
実は「PERFECT」も、現在ではライブでは彼の歌っていたラップ部分は省略されています。
その代わりに、そのラップパートの間にメンバーの自己紹介などが行われているようです。
田中聖のラップが聴けなくなったのは寂しいですが、そこはさすがは我らがKAT-TUN!
余白を飽きさせずにファンを楽しませてしまうという工夫を凝らしたライブ作りの姿勢がとても素敵です。
今いるメンバーで全力を尽くしてファンを楽しませる彼ら。
グループとしてのエンターテイメント性とポテンシャルの高さを証明しているように思えます。
上田竜也の背負ったモノとは
田中聖のラップは、彼が在籍していた時代のKAT-TUNの大きな魅力のひとつでした。
しかし、現在は上田竜也がラップ担当としてパフォーマンスをしている曲もあります。
上田竜也のラップには、田中聖の才能とはまた違った魅力があるんです。
彼が披露するラップは、「KAT-TUN」を続けていく為の覚悟のように見えました。
事務所に内緒でラッパーとしての活動を続けるほどのラップへの熱意と才能を持っていた田中聖。
そんな彼の後釜を引き継ぐことは決して容易なことではなかったと思います。
そんな中、KAT-TUNの代表曲のひとつである「Real Face」は、「Real Face#2」として生まれ変わりました。
ラップパートの歌詞が上田竜也仕様に完全に変更されて、ライブでも披露されています。
メンバーの不在を埋める為に始めたラップかもしれませんが、どんどん彼自身の武器にしていって欲しいですね。
「PERFECT」のラップ部分も是非いつか歌ってくれる日が来るかもしれません。
人数減っても勢い劣らず!新体制で魅せる彼らの新しい広がりからますます目が離せません!!