運が味方するかなんてわからない、それでも勝負してみたい
行こう 今日の俺が俺の証 ならばこの場所から
RESTART やっぱり勝負をしてみたい 勝利の女神は気まぐれだが
行こう お陽様は東から 俺はこの場所から
RESTART 素直に生きてみたい どうせ一度の人生なら
出典: RESTART/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
今までを振り返れば頑張れなかった日、楽に逃げた日だってあるが、今日の自分こそが自分だという歌詞。
後悔しても今更とか、もう遅いとか、私たちは何かと過去の自分にとらわれがちな生き物です。
しかし、今の自分がどうするか、どうしたいのかが自分だというこの歌詞は、全てのベクトルがあしたへと力強く向かっているのです。
そして、相手がいることには取り返しのつかないことも多いかもしれませんが、自分であれば、今日から変わればいいだけだと言っているようにも聞こえますね。
挑戦したからと言って必ず成功が保証されていることなんてない。
それでも挑戦したいという気持ちが「勝利の女神が気まぐれ」だろうが関係ないという形で書かれているのがかっこいいですね。
自分が自分に素直でいられて、全力で取り組みたくなることがあるならそのために生きたっていいじゃないか。
諦めるのはまだ早いんじゃないか、そんな希望をくれる歌詞ですね。
「俺」とは誰なのか
俺は日本で生まれた夢見る男心には理想渦巻いて
ありもせぬおとぎ話追いかけまわしてここまでたどり着いた
御日様は東から昇り月は西から俺はこの場所から時空超えて
時に今に立ち返れ立ち向かえここからがRESTART
出典: RESTART/作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
ここまで「俺」という人物はどこかMVで宮本さんが演じた普通のサラリーマンと重なっていたのが急に宮本さんに重なるのがこの歌詞。
夢を見た一人の男が描いたようなありもしないおとぎ話を実際に追いかけ回してここまで昇ってきたのが宮本さん自身だと言っているようですね。
そう、「俺」とは宮本さんであり、「俺」とは今を生きるすべての人であり、時空を超えて、すべての人にとっての未来のその人自身でもある。
つまり、人間常に「RESTART」を繰り返しているのだから、常に初心であれということですね。
そして、「RESTART」の強力なエネルギーが凝縮されて爆発したようなこの曲。
これだけの情熱を持ってすれば、なりたい自分になるのに遅すぎることなんてない、そんな風思える歌詞でした。
おわりに
エレファントカシマシの「RESTART」のMV、歌詞を解釈しましたが、いかがでしたか?
情報が溢れかえる世の中で、夢を追いかけるにも様々な人の情報が入ってきて、あたかもそれが現実であるかのように諦めてしまうことも多いですよね。
例えば、こんなに小さい頃からこの楽器を弾き続けている人がいるのに、今更自分が始めても無理だとか。
例えば、こんなに合格率が低い試験なら、自分なんかが頑張ったって無理だとか。
しかし、どうしてもやりたいこと、なりたい自分があるなら、本当はそんなこと関係ないんですよね。
遅すぎることも、全く無理なこともない、だからどうせいつか死ぬなら胸を張って今を生きようぜと言ってくれるようなこの歌詞。
仕事の前などに聴いて気合いを入れたい一曲ですね。
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