あいみょん【青春と青春と青春】
楽曲概要
【青春と青春と青春】は2017年8月2日にリリース。
あいみょん3枚目のシングル【君はロックを聴かない】に収録されている楽曲です。
発売から4年経った2021年7月1日より「淡麗グリーンラベル」のCMソングとして起用されています。
カップリング曲でありながらも全国区へのCMへ大抜擢され、更にMVが制作されました。
歌詞は夏っぽさがとことん詰め込まれた青春の夏の日を感じられるようになっています。
あいみょんさんの言葉選びが秀逸で、歌詞から光景が浮かんできてニヤニヤしてしまうでしょう。
「海が見たい、カレーを食べたい、恋がしたい」と、この曲の世界観にどっぷりハマってしまいます。
爽やかで軽快なナンバーは、暑い夏の日に何度でも繰り返し聴きたくなるでしょう。
MV見どころ
【青春と青春と青春】のMVの監督を務めたのはPennackyさん。
Pennackyさんはプロフィールなどは明かしていない、いま注目を集めている若き映像監督です。
人気アイドルグループやインディーズロックなど幅広いアーティストの作品を手掛けています。
あいみょんとタッグを組むのは【朝陽】以来2度目となりました。
【青春と青春と青春】のMVの舞台は“鉄道ジオラマ”の世界。
映像は模型で作られた街の中を走る、電車の車窓に映されていく景色です。
夢物語
ひと夏の記憶
夢を見た 君と恋する夢を
塩辛い風が吹く場所で手を繋いでさ
砂浜に足がのまれすぎて
まるで二人は駆け落ちして親から逃げてるようだ
出典: 青春と青春と青春/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
歌詞の中に何度も「夢」という言葉が出てきます。
素直に読み取れば、眠っているときに見る「夢」のように聞こえるでしょう。
しかしこの楽曲でいう「夢」は“夢のような時間”のことを表しているのです。
ひと夏の、限られた時間の中だけ「君」と一緒にいることができます。
大好きな「君」と海に来ている様子が窺えるでしょう。
浜風が強く髪や肌がベタベタ張り付く感じや、深い砂に急に足をとられてしまったりしています。
海ならではのトラブルに遭っている様子がみえますが、それすらも楽しいという気持ちが伝わります。
世界中に「君」と2人だけになったような錯覚から“駆け落ちみたい”と思うのでしょう。
とても幸せな時間を過ごしている様子が読み取れます。
刹那のひととき
暑苦しい僕と
「楽しいね。」って汗を拭う君は蜃気楼か
出典: 青春と青春と青春/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん
夏の海は日陰なんてほとんど無く暑さで汗が吹き出します。
「僕」の汗かく姿は誰得でもありません。
でも隣で楽しそうにしてくれている「君」のかく汗はそれすらも美しくて尊く感じられるのです。
暑い夏に海、そこに好きな人ときたらこの上ない最高な組み合わせになります。
あまりにも幸せ過ぎる瞬間に「これは幻なのかもしれない」と感じるのも無理ないでしょう。
爽やかなサビ
すごく自然に
青春が夏風にのって君を連れてきたんだろうな
カレーライスの匂いなんかで誰かを愛おしく思う夏に
出典: 青春と青春と青春/作詞:あいみょん 作曲:あいみょん