「I'm Here」
「I'm Here」はドラマの主題歌
表題曲「I'm Here」はTBS系金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の主題歌として書き下ろされた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/I%27m_Here_(三浦大知の曲)
今回はそんな「I'm Here」の歌詞に注目し、その意味を解説していきます。
作詞を担当したのは三浦大知本人です。
タイトルを和訳すると、「私はここにいる」という意味となります。
歌詞の世界観を端的に表しているともいえる、タイトルに隠された意味とは。
この記事では「I'm Here」で彼が描きたかった世界観をご紹介していきましょう。
歌詞を冒頭から順に読み解き、皆さんにその意味を伝えていきます。
MVはこちらから
そんな三浦大知「I'm Here」のMusic VideoはYouTubeのavex公式チャンネルで公開中です。
映像自体は三浦大知らによるダンスシーンと、リップシンクシーンによって成り立っています。
どこか物憂いげな表情の三浦大知が歌を口ずさむリップシンクシーンが印象的です。
所々で挿入される幻想的な自然を映した映像は、楽曲のイメージに彩りを足すかのよう。
キレキレのダンスシーンからも、三浦大知が表現したい楽曲の世界観が伝わってきます。
まだご覧になっていない方はMVをご覧いただくことでこの記事もより深く理解していただけることでしょう。
目的のない日々
苦悩する毎日
何処にも 行きたい場所がない
明日を 描く気にもなれない
出典: I'm Here/作詞:Daichi Miura 作曲:UTA
それでは冒頭の歌詞から解説していきましょう。
出だしの2行の歌詞では、主人公の苦悩が垣間見える歌詞となっています。
1行目の歌詞は現状の自分の望みの無さについて言及しているようです。
そして2行目は今後の自分についても希望を持てないことを表しているのでしょう。
彼が自分の目的や明るい未来を見出せない毎日に対して嫌気がさしているのを感じます。
現在もそしてこれからの未来においても、自分が何をするべきか分からず戸惑っているのでしょう。
人生に後ろ向きなまま
頭と心の中を歩いても
やりたい事一つ見つからず
あぁ また目を伏せた
出典: I'm Here/作詞:Daichi Miura 作曲:UTA
ここではそんな自分自身と向き合おうと、自問自答する主人公の姿が描かれています。
しかしそんなどれだけそうやって自分を見つめ直しても、何も見つからない。
自分にとっての正解を見出せずにいることに苦しみを感じているのが伝わってきます。
どんな人間になりたいか、どんな未来を築きたいかが分からず人生に行き詰まりを感じているのかもしれません。
3行目にはそんな自分から目を逸らしてしまう彼の姿が描写されています。
どうやって生きていくのが正解なのか分からずに、人生に対して後ろ向きになっている様子が伝わる歌詞です。
目標や夢がないことで彼が自己否定を繰り返しているのが分かります。