タイトルの意味は?

ケイティ・ペリー【Unconditionally】歌詞を和訳して解釈!愛するために大切なのは何?の画像

タイトル「Unconditionally」の意味は「無条件に」

そしてこの曲は、「愛」をテーマにしています。

歌詞の一部にもありますが、曲中では「無条件に誰かを愛する」気持ちが綴られているのです。

何の条件もなく、ただその人を愛し続けるってどんな気持ちなんでしょう?

きっと、とても素敵なものだと思います。

嫌なところがあっても理解し、受け入れ、その人の全てを愛したい。

そんなロマンチックで情熱的な愛のカタチを歌った「Unconditionally」。

今回は、その曲の魅力と歌詞の解釈をご紹介していきます!

収録アルバム

ケイティ・ペリー【Unconditionally】歌詞を和訳して解釈!愛するために大切なのは何?の画像

「Unconditionally」は2013年リリースのアルバム「PRISM」に収録されています。

このアルバムは「光」をイメージして製作されたそうです。

収録曲はこちら。

Katy perry/「PRISM」
1.Roar
2.Legendary Lovers
3.Birthday
4.Walking on Air
5.Unconditionally
6.Dark Horse
7.This Is How We Do
8.International Smile
9.Ghost
10.Love me
11.This Moment
12.Double Rainbow
13.By the Grace of God

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/プリズム_(ケイティ・ペリーのアルバム)

なかでも「Unconditionally」は、アルバムの中でケイティの一番のお気に入りなんだとか。

サビがキャッチ―で、思わず口ずさんでしまいそうな耳に残るメロディです。

映像から読み取るメッセージ

圧巻のMV

ケイティ・ペリーの楽曲って、MVがとても魅力的なんです。

どの曲も歌詞のイメージにしっかりリンクしていて分かりやすい。

決して単純ではないけれど、伝えたい事が明確に伝わってくるのです。

「Unconditionally」のMVは、愛がとても美しく描かれています。

作中で登場するのは男女の愛、同性同士の愛、家族の愛など様々な愛のカタチ。

そして燃え盛る炎がその愛をさらに情熱的なものとして表現しています。

圧巻の映像美です。

中でも、ケイティの後ろで車が大破するシーンが印象的。

これはどんなことがあっても愛は負けないという「強さ」が表現されているのではないでしょうか。

そして後半の、水の中のシーン。

これは「自由」を表しているのではないでしょうか。

何にも邪魔されることなく、海の中のように終わりのない自由な愛

どのシーンもとても美しく表現されています。

Lyric Video

「Unconditionally」はリリックビデオも公開されています。

この作品に登場するのは、実は2人とも女性なんです。

ショートヘアの美しい中世的な女性はスウェーデンのモデル、エリカ・リンダ―

彼女はAndrogynous(両性具有、中世的な)のモデルとして知られています。

まさに性を卓越したルックスの彼女。

本当に女性なの?と疑ってしまうほど、かっこよくて美しい…。

彼女自身も同性愛者で、ケイティのアシスタントの女性と交際していたこともあるとか。

そんな彼女が表現する「美」が、この曲のイメージにマッチしています。

このリリックビデオはとてもシンプルな演出。

もちろん英文なので感情移入しにくいかもしれません。

そんな方は、このあとご紹介する歌詞の和訳と解釈を読んだ後にもう一度観てみてください。

きっと、心のより深いところまで歌詞が染み渡ると思います。

ありのままを愛すること

あなたの全てを知りたいの

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Oh no, did I get too close?
Oh, did I almost see what's really on the inside?

出典: Unconditionally/作詞:Katy perry 作曲:Katy perry

(和訳)

あぁだめね、近づきすぎちゃった?

あなたの心の中を覗いてしまったかしら?

 

強く強く相手を愛し、頭の中はその人でいっぱい。

愛が深まると、相手のこと全てを知りたくなるものです。

この部分は「あなたを愛しすぎて、あなたのことを知りすぎちゃったかな?」という意味でしょう。

大切な人にとって、より特別な存在になりたい。

「あなたのことはなんでも知っているわ」その台詞が憧れなんです。

だってそれって、恋人以上になった証みたいなものなんですもの。

この歌詞の主人公は、その一歩を踏み出したのでしょう。

でもそれはタイミングが重要で、きっとお互いが受け入れ合わないと上手くいかないんです。

「ちょっとやりすぎちゃったのかしら。」

この歌詞にはそんなちょっぴり不安な気持ちが現れています。