Sweet Emotionの魅力に迫る
本記事では相川七瀬さんの楽曲「Sweet Emotion」をご紹介していきます。
過去に発売された楽曲の中でもトップレベルの売り上げを誇ります。
そんなヒットソングである本曲は、彼女の強みである恋愛がテーマです。
ここでは特に大人な関係に焦点をあて、リアルに表現しています。
登場人物2名の心境の動きに注目し、ご覧下さい。
1番の歌詞を解説
お遊びの環境
裸足で踊ろう Volume上げて
ポップコーンほうばり 朝まで戯れるの
出典: Sweet Emotion/作詞:相川七瀬,織田哲郎 作曲:織田哲郎
冒頭では隙間時間を楽しむ様子が表現されています。こちらは全て室内で遊べる娯楽。
誰かの家やカラオケなど、個室空間で過ごしていることが分かります。
ただしここではその場にいる人数について描写はありません。
1人で遊ぶ姿を描いているのか、大人数で宴会的な娯楽を楽しんでいるのか…。
現時点では判断がつかず、解釈が分かれるところといえるでしょう。
この人数については今後重要な要素となっていきます。
是非注目しながら、歌詞をお楽しみ下さい。
お相手は
眠らない都会は まばゆいダイヤモンド
あくびなんかする 生意気な君だけど
出典: Sweet Emotion/作詞:相川七瀬,織田哲郎 作曲:織田哲郎
1行目の表現から彼女は夜の街を歩いていることが分かります。
田んぼ道が続くような田舎ではなく、夜でもビルが立ち並ぶ都会が舞台です。
光の描写が確認できることから、中途半端な環境ではない大都市であることが推測できます。
ここでは1人ではなく、一緒にいる相手がいることがポイント。
相手の異性の行動をみてみると、かなりリラックスしているご様子です。
上記の事柄より、比較的近しい間柄のお相手であることが考察できます。
夜の街で親しい関係の相手と2人。これから何をする予定なのでしょうか。
詳しい状況については、これ以降の歌詞で考えていきましょう。
行動
その仕種 今にも hoo-hoo-hoo
試してる? Hey Hey Hey
Sweet Emotion
出典: Sweet Emotion/作詞:相川七瀬,織田哲郎 作曲:織田哲郎
サビ前のこちらの歌詞では、お相手の行動について言及しています。
普段は気にならないような細やかな仕草が気になる主人公。
夜という条件が加わり、かなり大人な関係を意識しているようです。
また現在は遊びへ誘う、決定的な言葉があるわけではありません。
これまでの態度では真意が分からず、お互いに様子を窺っている状況です。
今後の展開に関わる詳しい描写についてはサビの歌詞で登場します。
1番のサビを解説
食事のその後
灼熱の恋にグラス合わせ
今宵2人何処までも連こう
情熱のままに口づけを
朝が来るまで求めてる
出典: Sweet Emotion/作詞:相川七瀬,織田哲郎 作曲:織田哲郎
夜景の見えるレストランで美味しい食事を楽しんだ2人。
たわいもない会話をする内に、徐々にお互いの感情がヒートアップしていきます。
充分に時間をかけてそれぞれの気持ちを確認し合う彼女たち。
この食事を経て、後半では他人には言えない出来事が起こります。
2人は今までよりも親密な関係へと歩みを進めたようです。
ここにどちらか一方が無理矢理に連れ込む、といった強引さはありません。
お互いの感情が高まり、合意のもとで行われています。
後ろめたい行為のはずが、少しの誠実さも垣間見える…。彼の誠実な一面です。
これが大人な関係のお相手として彼を選んだ理由ともいえるでしょう。