綻ぶことがあっても互いに縫いあった絆は決して解けない

見えないものに 怯えていた
弛むことない この世界の中
それでも一つ 心の波間に
変わらないもの 浮かべながら

希望のはな 繋いだ絆が
今僕らの胸の中にあるから
綻びを縫い合い
強くなれる

出典: https://twitter.com/fact2192/status/858330253890011136

次々と迫り来る困難は予測などできないものです。

「見えないものに 怯えていた」という歌詞は、そんな少年たちの未知への不安を示しているのでしょう。

迫り来る悲しみも、苦しみも、弛むことはありません。

それでも、「変わらないもの」が心の中にあるから、揺るがないでいられるということですね。 「変わらないもの」とは意志でもあり、絆でもあるのでしょう。

絆は時に、ぶつかり合ったり、傷ついたり、綻ぶこともあります。

しかし、仲間がいるからこそ、「綻びを縫い合い強くなれる」。

「鉄血のオルフェンズ」の作中で描かれる仲間の絆を強く印象づける歌詞ですね。

悲しみの涙は決意の涙に変えて

希望のはな 繋いだ絆を
力にして明日を強く咲き誇れ
何の為向かうのか見失いそうな時に
守り抜きたいものがあること
気付いたんだ

傷を隠し 一人泣いた夜に
くれた優しさ 溢れ出したのは
未来を誓った「決意の涙」

出典: https://twitter.com/fact2192/status/858330458937012225

戦い続ける日々の中で、「何の為向かうのか見失いそうな時に」突き当たり、自分たちの「守り抜きたいもの」に気づいたという歌詞。 「傷を隠し 一人泣いた夜」に思い出したのは、今はもう戻らない人々の「優しさ」です。

もう仲間を失いたくない、そして自分たちの意志を完遂するという「未来を誓」うのでした。

一人泣いたという涙は悲しみの涙から、心の持ち方で「決意の涙」へと変わったのです。

明日が見えない日々だからこそ、明日、そして未来を描き続けるひたむきな姿に心打たれますね。

おわりに

uru「フリージア」の魅力が詰まった歌詞に迫る!『鉄血のオルフェンズ』新EDテーマ♪【動画あり】の画像

タイトルの由来、MV、そして、歌詞解釈を紹介してきましたが、いかがでしたか?

実は、Uruの「フリージア」は、EDが流れ出した当初、歌詞の内容があまりにも切なく、仲間を失うことを示唆しているため、嫌な予感が止まらないという視聴者も多かった楽曲でした。

しかし、歌詞の内容を解釈すると、悲しみや苦しみも歌われていますが、それ以上に、未来へ、そして前へと進もうとする姿が克明に歌われていることがわかりましたね。

厳しい戦場で戦う少年たちの境遇には、日常生活の中ではなかなか近づきがたいものかもしれませんが、辛いことがあっても、大切な人たちのことを思って前に進もうとする姿は見習いたいものですね。

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