「ポストに声を投げ入れて」の終盤では、「僕」が「声」を投げ入れた結果が示されます。
哀しみを抱えていた「君」は、「僕」からの手紙に元気づけられたのでしょう。
以前のように「君」が笑顔を見せてくれる。
そんな小さなことでも「僕」にとっては幸福なのです。
「僕」は再び「君んちのポスト」に何かを投げ入れます。
それは「ありがとう」という気持ち。
「七色の虹」というのが、そうした感謝や嬉しい気持ちの比喩になっているのでしょう。
最後にサビをくり返し、曲は終わります。
2回出てくる「笑わせてくれよ」というフレーズが心に残りますね。
タイトルの意味を考察
ひと通り歌詞を見たうえで、タイトルの意味も考えてみることにしましょう。
まるで絵本のタイトルのような「ポストに声を投げ入れて」という曲名。
しかしよく考えてみると、ポストに投函するのは普通、手紙のはず。
どうして手紙ではなく「声」を投げ入れているのでしょうか。
YUKIさんはこの曲をつくったとき「ポスト」に別の意味を持たせたそうです。
YUKIさんが思い浮かべたのは、街中にある郵便ポストではなく心の中のポスト。
大切な人を想って目を閉じ、歌う。
それだけで自分の気持ちが相手に届くような気がする。
そんなイメージから、YUKIさんは「ポスト」という言葉を選んだそうです。
だからこそ心のポストに投げ入れるのは「声」。
手紙になぞらえた「声」で想いを繋いでいくのです。
心や想い、といった要素を見ると、マギアナの「ソウルハート」を思い起こします。
相手のことを想う温かな気持ちが伝わってくるタイトルですよね。
おとぎ話のようなMVもチェック!
「ポストに声を投げ入れて」のショート版MVがYouTubeで公開されています。
冒頭のおとぎ話を思わせるストーリー。歌詞に合わせて動く人形たち。
そしてYUKIさんがまるで子供たちのために物語を上演していると思わせる演出。
優しい世界観がぎゅっと詰め込まれたMVに仕上がっています。
YUKIさんのやわらかな歌声とともに、ぜひMVも堪能してください!
まとめ
YUKIさんの「ポストに声を投げ入れて」は手紙になぞらえた歌詞が印象的な曲。
「ポケモン」映画の主題歌としても、子どもにも大人にも届く歌詞になっています。
「声」という手紙が繋いでいく「僕」と「君」との想いに、笑顔があふれてきますね。
ぜひ歌詞に注目して、「ポストに声を投げ入れて」を聴いてみてください!
YUKIさんのアニソンに注目!
YUKIさんは他にも多くのアニメソングを手がけています。
どの曲もアニメの世界観に寄り添ってくれているのが、アニメファンには嬉しいのではないでしょうか。
私も「主題歌・YUKI」というクレジットを見ると「YUKIさんなら間違いない!」という安心感があります。
特に「3月のライオン」と「坂道のアポロン」の主題歌は素晴らしいです!
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