175Rとは?
1998年にデビューしたロックバンドです
175R(イナゴライダー)は、2003年にデビューしたロックバンドです。
バンドの名前の意味はないそうですが、一度耳にしたらすぐに覚えてしまうほどのインパクトがあります。
メンバーは、現在、ボーカルのSHOGO(しょーご)、ベースのISAKICK(いさきっく)、ドラムスのYOSHIAKI(よしあき)の3人です。
3人は、みな福岡県北九州市の出身です。
結成は、1998年。
インディーズで、シングル2枚、アルバム1枚をリリースし、地元の福岡県のみならず、全国でもライブ活動をするなど、すでに175Rはメジャーデビューする前から人気がありました。
2002年にインディーズでリリースした「STAND BY YOU!!」はSHAKALABBITSとの共作で話題になりました。
そして2003年、シングル「ハッピーライフ」でメジャーデビューしました。
オリコンチャートで初登場するやいなや1位になるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
ついで、セカンドシングル「空に唄えば」をリリースし、こちらも「ハッピーライフ」に続いて、オリコンチャート初登場1位を取るなど175ライダーは全国に名前がとどろきました。
当時、ビートパンクロックから派生した、爽快な疾走感のある青春パンクロックの代表格が175Rでした。
その年のNHK紅白歌合戦にも初出場しました。
2010年、突然の活動休止。
それまで、シングル16枚、アルバム6枚をリリースしていました。
活動休止の理由は、いろいろとささやかれていましたが、その後、ボーカルのSHOGOはロンドンに留学したり、帰国後、スカバンドを結成し活動したりしていました。
175Rのライブを見たいとファンは、待ち望んでいたことでしょう。
2016年、活動再開しました
2016年、ついに、175Rは活動を再開しました。
ライブイベント「SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り」に出演し、ライブで復活しました。
活動休止してからすでに6年が、たっていました。
この日は「ハッピーライフ」「空に唄えば」など全8曲を6年ぶりに演奏しました。
デビューシングル「ハッピーライフ」
オリコンチャート初登場1位の楽曲
シングル「ハッピーライフ」は、2003年にリリースした、記念すべき175Rのデビューシングルです。
その代表格、JUN SKY WALKER(S)(1997年に解散、のち再結成)やTHE BLUE HEARTS(1995年解散)など、個性的なバンドが数多く活躍していました。
その後、2000年代になって、青春パンクというカテゴリーのバンド、175Rがデビューし、席巻しました。
8ビートにシンプルなギターコード、ダウンストローク、これはビートパンクバンドの醍醐味です。
そんな曲調の楽曲に、175R特有の歌詞。それが青春パンクと呼ばれるようになりました。
ほか、当時、FLOWやSHAKALABBITSなども青春パンクと呼ばれて、人気がありました。
「ハッピーライフ」は、キャッチーなメロディで、少年少女のナイーブな心を投影した歌詞で、一気に若者の心をとらえました。
プロモーションビデオはこちらです
歌詞を見てみましょう
ここから見える景色を僕は信じたい
忙しい毎日に追われて 大事な物を見失いそうで
それでも何かを探して 僕は今を生きてるんだ
大きな空見て 自分を感じてたい
大事な仲間と 笑いころげていたい
出典: https://twitter.com/mahoutsukaii/status/94682549133119489
「信じたい」「感じていたい」「笑いころげていたい」と、~したいといった願望。
それは、どこにでもいる中高生たちの欲望そのもので、みんなの代弁者といった、率直に感じたまま、心の歌詞といったように思えます。
何もせずにいたって何も始まらない
Happy life…Just trust your melody
ここから見える景色を僕は信じたい
出典: https://twitter.com/charame_69/status/760278947678392320/photo/1
「~したい」だったら、始めなくちゃ、と希望を見いだします。
Happy life、幸せな生活をするには、何かを始めることだ、だから今の自分を信じたい、信じていると歌います。
めちゃくちゃ青春、めちゃくちゃポジティブな歌詞です。