sloppy dim【minority】歌詞を解釈！覚めない夢とは？第1章から最終章までの変化に迫る

2020年3月にリリースされたsloppy dimのEP「Suddenly」。

その中に収録されているのが「minority」です。

この曲を一躍有名にしたのがTikTokをはじめとするSNSでした。

歌詞に合わせた可愛い振り付けがTikTokで大ブレイク。

若い女性を中心に多くの踊ってみた動画が投稿され、一躍人気のナンバーとなりました。

それをきっかけに楽曲の人気も高まり、MVも2021年6月現在700万回再生を達成。

どこかレトロな映像と風景が現代ならではのガジェットやサウンドと共存する映像は必見です。

そんなTikTokからはじまった「minority」のヒットですが、もちろん楽曲の魅力あってこそ。

oveとsyunの紡ぐリリックとサウンドは、まさに流行中のチル系日本語ラップの最先端を行くもの。

ゆるやかで穏やかなサウンドはHIP-HOPだけでなくシティポップの流れも感じさせます。

そして丁寧に韻を踏まれるリリックは詩的で独創的。

鮮やかなイメージを描き出す言葉選びは幻想的ながら、目の前のリアルも見据えています。

物語を描くようなリリックで描かれる「minority」。

そこに描かれた想いと変化を、歌詞を追いながら解釈していきましょう。

新しい日々の始まりを軽やかに踏み出すように、リリックが始まります。

踊るような足取りを思わせる言葉。

自由に、音楽に乗せて軽やかに歩き出します。

住み慣れた町は騒がしく、嫌になってしまうもの。

新たな第1歩として向かった先は、知らない街への旅路でした。

旅が見せてくれる新たな世界。

それを想像してワクワクするような気持ちが伝わってきます。