K-POP火付け役のKARA
2007年頃から一大K-POPブームが巻き起こり、少女時代やT-ARAなどの韓国女性グループの活躍が目立ちました。
中でもK-POPの存在をいち早く日本に浸透させたのがKARA(カラ)の5人だったといえるでしょう。
少女時代などの他のグループは韓国カラーを強く残したまま日本に上陸していましたが、KARAは比較的日本人になじみのある容姿であったことも、日本ですぐに受け入れられた要因のひとつかもしれません。
渋谷で大パニック
筆者が初めてKARAを知ったのは、「渋谷でパニックになるほどの韓国人アイドルが来た!」というニュースを目にしたからでした。
KARAは、韓国ではすでに2007年にデビューしていましたが、日本でのデビューはヒップダンスで有名な『Mr.(ミスター)』でした。
2010年8月10日、渋谷でサプライズライブを行う予定だったKARAでしたが、通行人が車道にあふれ出てしまい大パニックとなり、およそ3分で打ち切りとなったのでした。
たしか”可愛すぎる韓国ガールズグループを一目見ようと人々が集まりパニックになった”と報じられていた記憶があります。
ヒップダンスで一躍メジャーに
KARAの代表作といえば、大パニックにもなったサプライズライブで披露する予定だった『Mr.』です。
売上成績だけ考えると、他の楽曲も候補に挙がるのですが、やはりインパクトの強さとファンの思い入れの強い曲となるとこの曲が三本指に入るでしょう。
それまでのKARAはどちらかというと、可愛らしいアイドルグループらしい楽曲が多かったのですが、この『Mr.』ではカワイイ×セクシーの両面でファンを魅了しました。
マネできそうで、難しいヒップダンスはこちらでチェック!

KARA『Mr.』
『ジェットコースターラブ』楽曲情報
『ジェットコースターラブ』は、2011年4月6日にリリースされた日本では3枚目のシングルです。
タイトルにある、ジェットコースターのように恋愛で気分が上がったり下がったりして、ハラハラやきもきしている女の子の気持ちを可愛らしく表現した楽曲です。
それまで日本でリリースされた楽曲は、すでに韓国で発表されたものに日本語の歌詞をのせていましたが、この曲はあらかじめ日本語のみで作られています。
KARAの衣装のスタイリッシュさは、当時群を抜いていた気がしますね。
とても垢抜けていたという印象が強く残っています。
日本人から見て”カワイイ””キレイ”と感じられることも海外アーティストの場合は必須項目でしょう。
ちなみに、このシングルは当初2011年3月23日にリリースされる予定でしたが、東日本大震災が起こったため発売延期となり、この曲の原盤印税は被災地に寄付されています。
『ジェットコースターラブ』歌詞
言葉にするのは大切
ネテモサメテモスキサ
I’m in love
Ho!sixth sence I know I feel
白状しなさい?まだ間に合う
(ドキドキしてます)
ちゃんと言わなくっちゃ 始まらない 教えて
出典: ジェットコースターラブ/作詞:渡辺なつみ・下地悠 作曲:Hwang Seong Je
恋愛が始まる前の、相手の気持ちがはっきり解らない状況をじれったく思っている様子です。
たしかに相手によっては言葉がなくても伝わることが多々ありますが、それでも言葉にしてもらえることでだいぶ安心できるもの。
女性サイドからすると、やっぱりたとえ恥ずかしくても要所要所ではきちんと言葉にしてもらいたいなと思います。
ベストタイミングを見極める
(NO!)気持ちは変わる(HURRY UP)覚悟を決めて
ハートのサイレン
回るよ ジェットコースター 抱きしめて
もうあなただけ 想っていたの 捕まえてFall in Fall in Fall in Love
どうなるの 危ないスリル ハラハラ どっち セツナイヨ
告白しましょう 勇気を出して 最高のMakin’ Makin’ Makin’ Love
唇が「好き」と動けばトキメク 恋 始まるの KISS KISS
出典: ジェットコースターラブ/作詞:渡辺なつみ・下地悠 作曲:Hwang Seong Je
恋の行方がどうなるのかわからなさすぎて、ジェットコースターのようにスリル満点な状態。心臓はバクバクです。
物事にはすべてベストタイミングが存在します。
早すぎてもぽかんとするし、遅すぎる場合は、気づけばいなくなっていた!なんてこともあるのかもしれません。
そのベストタイミングは当事者だけが感知できるもの。
アンテナ折れてる場合じゃないですよー。
ちなみに”ハラハラ”のところで、センターにいるク・ハラちゃんがお腹をさすっているポーズにも注目です。