勝負曲にかけた思いとは
黒髪の清純な乙女の表情から、少女の面影を残す金髪の女性へ。
ほのかりんは2017年にシングル「メロンソーダ」でデビュー。
これまでに3枚のシングルとフルアルバムを1枚リリースしました。
ほのかりんは、湧き出す個性を隠すことなくむき出しにして前進を続けています。
個性一辺倒ではない確かな音楽性
奇をてらった楽曲動画や可愛らしさを重視したアイドルソングが話題となりやすい時代。
ほのかりんもモデル出身の美貌を活かせばまた別の道があったかもしれません。
個性的なファッションや作り物の自分を演出する能力も持ち合わせる、芸術肌でもあります。
しかし彼女は音楽の才能で、音楽の道を真っ直ぐ進んでいます。
歌だけではなく、楽器演奏も得意とするほのかりんの音楽性は非常に高いといえるでしょう。
ほのかりんの勝負曲を徹底解剖
人気バンドのボーカルとの交際や未成年飲酒が報じられたほのかりん。
その後、紆余曲折を経て再起した彼女自身が「勝負作」と言い放った曲があります。
今回ご紹介する「東京」です。
語りかけるような歌詞に込められた女性の孤独や寂しさの理由を紐解いてみましょう。
都会の雑踏を切り取ったようなクールなMVも必見です。
デジタルシングル「東京」
2017年10月にリリースされた「東京」は、ほのかりんの2ndシングルです。
配信限定楽曲でレコチョク、iTunesより購入できます。
詳しくは、ほのかりんの公式ホームページ内「Music」をご覧ください。
ほのかりん オフィシャルサイト
「東京」は再スタートのファンファーレ
雑誌のモデルとして2010年に芸能活動をスタートさせたほのかりん。
テレビ番組へのレギュラー出演をもぎとるなど、活躍の場を広げていきました。
特技であるギターのスキルを生かしてバンドを結成、これからというときに報道されたのが飲酒疑惑です。
番組降板や事務所契約の打ち切りなど、芸能人としての彼女の「終わり」が宣告されたようなものでした。
しかしここで終わらなかったのです。
才能を見せつけられる一曲
ある意味なんのしがらみもなくなったほのかりんは、アイドルオーディションを受けました。
もちろん合格した彼女ですが、目指したのはアイドルではありません。
オーディションでほのかりんはアコギを抱え「東京」を歌ったのです。
ほのかりんは、自分の心と声と言葉で曲を作ることを選びました。
今の彼女の立ち位置であるシンガーソングライターです。
ほのかりんの「東京」は旋律の中に言葉がびっしりと詰まった曲。
微妙な音の上り下りを見事なまでに歌い上げ、しかもそこに強い感情がこもっています。
都会的でライトなサウンドに、音楽的才能と深い歌詞が重さを与えている「東京」。
ほのかりんの「勝負曲」に他なりません。
リリース時のMVに加え新MVも登場!
「東京」がリリースされた2017年10月に、フルバージョンのMVが公開されました。
そしてリリースから約半年の2018年5月、待望のフルアルバム「LOVE ME TENDER」が発売!
収録曲の中のひとつ「東京」の歌詞をフィーチャーして再編集したリリックビデオが公開されました。